特許を見れば未来がわかる!?新発明で変わる未来生活とは

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特許から見える新生活

目次

機械学習での献立提供プログラム

夕食の献立メニュー

自宅でアスリート並みの食事ができる!

キッチンで食事を作る前に必ず行うのは献立を決めること。
主菜は何にしよう?副菜は何品?栄養バランスはもちろん、季節感や、味付けや彩りなど、献立決定のプロセスは色々な要素を絡めた煩雑な作業。毎日続けていくのは大変な労力ですよね。 そんな日々の献立決めに強力な助っ人が登場!それがこの献立提供装置です。栄養面や主菜副菜のバランスはもちろん、最大の特徴は、食材の数、制限時間、料理の手数、道具の使用数、主になる食材の重複を避ける等など、キッチンに立った人が考える実務的な条件をクリアした献立が提案されること!献立を組み立てる数々のルールのなかから適合するものを選び出し、栄養士などの専門家が組み立てる献立にどれくらい近いのかを判定するという技術が使われています。将来的にはお料理ロボットにこの装置を利用させる構想もあります。朝はロボットが用意した完璧な朝ごはんが時間通りにできあがっている!なんて未来もそう遠くはないかも!?

■発明のポイント

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ホログラム再生装置

サムスンホログラム

テレビ電話をよりもっとリアルに!

皆さん、「ホログラフィー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ホログラフィーとは、“光の回折とを利用して立体画像を記録再生する方法”のことを指し、物体の形状や大きさの計測(光計測)や立体表示の分野にて主に利用されています。

最近になって、サムスンがこのホログラム再生装置を搭載した「スマートフォン」を開発していることが明らかになっており、特許申請も行われています。

従来の技術では、光の回折を上手くコントロールすることができず、大きくて品質の悪いホログラム映像しか作り出せませんでしたが、彼らの特許技術では、特殊なフィルターを装置内に設置することによって、コンパクトで高品質なホログラフィー像を提供し、加えてホログラム再生装置の小型化も可能にしています。 

今回の特許発明(ホログラム電話)によって、“家にいても友達同士集まって会話できて一人暮らしの寂しさも解消”、そんな生活が近い将来現実になること間違いなしです。

■発明のポイント

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う〇こチェック機能付トイレ

健康チェックトイレ

次世代型トイレで健康維持!

自分でできる健康チェックといえば、思い浮かべるのは体温や血圧の測定。
それらももちろんアリですが、実は大便の性状で健康状態が簡単にわかることはご存知でしょうか? 健康的な大便はするりと出た黄褐色のソフトなバナナ状と言われ、そうではない場合は何らかの異常が発生していることがわかります。そんな体からのお“便”りを、読み解かずして水に流してしまうにはもったいない! それならトイレにお任せしちゃいましょう、と発明されたのが<健康状態のより精緻な推定結果が得られる便器装置>。毎日用を足すだけで、トイレがあなたに代わって便の状態をチェックしてくれるのです。この発明のキモとなるのが、便器内部に据えられた特殊なカメラ。排泄した大便を撮影し、性状から推定した情報をもとにライフスタイルの改善アドバイスまで行ってくれるという優れモノ。健康チェックのスタンダードがトイレとのコミュニケーション、という未来も近いかも?

■発明のポイント

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シャツ折り畳み装置

全自動衣類折りたたみ機ランドロイド

夢の洗濯物折りたたみロボット!

皆さん、「ランドロイド」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
「ランドロイド=ランドリーをするロボット」つまり、洗濯作業を担ってくれるロボットです。洗い終わって乾燥まで済んだ衣類を装置へいれるだけで、自動で折り畳み、仕分けまで行ってくれる超優れモノです。
これまでも衣類の自動折りたたみ装置はありましたが、折りたたむ際に衣類が装置の部材に引っ張られることにより“衣類にダメージをうける”という課題がありました。
今回紹介する特許発明は、装置の部材に「回転機構」を設ける工夫を施すことで、衣類へダメージを与えることなく折りたたむことを可能にしています。また、装置もシンプルでメンテナンス・修理が行いやすく、コストも安価です。
今回の発明は、特にクリーニング店などのお困りごとを解決するソリューションになること間違いなしです。

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人より綺麗に掃除

掃除ロボット

なぜ正確?お掃除ロボットの謎

現広く普及している床領域を掃除する全自動お掃除ロボットに関する特許発明を紹介します。
この特許発明は、ロボットが普及し始める以前(2001年)にイギリスにて出願さ れ、国際出願を経て日本に出願されたものです。

この特許発明が出願される以前は、ロボットが移動するマップを構築するための情報収集 の際に誤差が蓄積してしまい、正確なマップを作成できないという課題がありました。 これに対して、この特許発明では、ロボットが移動してマップ内の前のポジションに戻る 際に、現在のポジションと前のポジションとが同一になるようにマップを修正することで 、誤差の蓄積を抑えて正確なマップを作成可能にしています。

このように、この特許発明は、現在広く普及している全自動お掃除ロボットの進化過程を 体感できる内容です。

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スマートクローゼット

おしゃれコーデ

今日は何着よう?からの解放

みなさんは、毎日コーディネートを考えるのにどのくらい時間をかけているでしょうか。
働き方改革の流れもあって、会社員の方でもスーツから私服勤務へと変わり、ファッションへ気を使う必要が出てきた方もいるかもしれません。
とはいえ、毎朝ただでさえ忙しい出勤前の準備時間に、コーディネートを意識して着る服を決めるのはストレスに感じる方も多いでしょう。
しかもコーディネートが決まらないと、その日1日は気分があまり乗りませんよね。
そんな悩む時間や労力を嫌って、Appleのスティーブ・ジョブズやFaceBookのマーク・ザッカーバーグが同じ服を着るという話は有名です。
ただ、われわれが実際に毎日同じ服を着ていくというのは、やはり抵抗感があります。
この悩みを解決してくれるのが、今回紹介する発明「スマートクローゼット」です。
スマートクローゼットは、登録したあなたのファッションアイテムから最適なコーディネートを機械学習で提案してくれます。 日常生活を少し未来に変える特許を紹介します。

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動くIoTベッド&枕

寝具おすすめ

より快適に眠るための環境作り

疲労回復に大切な睡眠を十分にとるための手助けを補助します。身近な製品に特許の技術が活かされている例をご紹介します。
年齢を重ねると思うように睡眠がとれなくなる人が多いようです。十分に睡眠が取れれば疲労が回復して次の日の活力も生まれ、充実した日々が送れるのになぁ、と思っている人も多いようです。十分な睡眠をとるためには、サプリメント、場合によっては薬を利用することもあります。しかし、できれば眠るときの環境を工夫することによって自然な眠りを取りたいものです。
近年、眠りについての研究も進み、「眠りとは何か」の他に「より快適に眠るための環境作り」の研究も進んでいます。特に、寝具に関わる研究は進歩しているようです。研究結果を活かしたベッドや枕もいろいろと販売されています。
今回、そのような研究を活かした寝具について、特許出願されたベッドや枕の発明例を詳しくご説明します。

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INTERVIEW

パンツ×QRの未知なる媒体

マスメディアやWEBメディア、そしてSNSなどのソーシャルメディア。世の中には実に様々な媒体があるが、そのどれにも属さないまったく新しいメディアが誕生した。それは、なんと下着に着目したメディア。パンツ裏側にQRコードなどの情報を配置したもので、ウェアラブル・メディアとでも呼ぶべき代物だ。「トイレ=スマホ片手にひとりで暇を持て余す空間」と捉え、トイレでパンツを脱いだ際に、股部分に付けたQRコード等が露出。トイレタイムを利用してアクセスを促すというアイテムだ。そんな奇想天外なメディアを生みだしたのは一体どんな人物なのか、そして開発をめぐってどんなストーリーがあったのか、特許を取得された発明者にお話を伺った。

ライター

TOMOHIRO SHIMIZU

清水 友大


20代でクレジットカード加盟店業務の会社を設立し、2020年で10年目を迎える清水友大氏。常に成長していく自分でありたいというのが信条。趣味は「体を動かすこと」で、早朝ランニングや休日のフットサルなど、週2回の運動がかかせない。

——「そんなのアリ…!?」という、かなりユニークなアイデアなのですが、そもそもどうして、QRコード付きのパンツを作ろうと思いついたんですか?

実は、街ナカなどで見かける広告ポスターなんかにQRコードが記載されているのをみて、「これって誰が読み取るのかな。読み取っている姿を人に見られるのも恥ずかしいし、ここに付いている意味ってあるのかな」とかねてから違和感を持っていました。実際、僕も街ナカでみかけるQRコードを読み取ったことがなくて。それで、どうやったら読み取ってもらうことができるのかなぁと漠然と考えていたんです。
ある日、トイレの中で「そういえば、エレベーターにひとりで乗っているとき、なんとなく壁に貼ってあったチラシのQRコードを読み取ったことがあったなぁ。あれって、ひとりの空間でスマホ片手に暇を持て余してたからだよなぁ。それって、トイレも同じだ!」と気がつきまして。ふと足元をみると、自分が脱いだパンツがあって「あれ?ここにQRコード載せられるフリースペースがあるよね…!」って。トイレを出てすぐに、知り合いの弁理士さんに連絡しましたね。「このアイデアって、特許とれる?」って(笑)

——アイデアもそうですが、行動力も素晴らしいですよね。普通、アイデアを思いついても「特許をとろう!」という発想には、なかなか至らないと思うのですが。

すぐに「特許をとろう」と思ったのは、特許に精通した弁理士さんと知り合って、いろんな特許があることを教えてもらっていたからなんです。最先端の技術で開発されたものだけじゃなくて、アイデアひとつでカタチになった特許もたくさんあるってことを知って、自分にも可能性があるんじゃないかなと感じていました。あと、特許を持っているって、シンプルにかっこいいじゃないですか(笑) だから、常日頃からなにか特許をとれるようなアイデアがないかなと探していたんです。トイレでひらめいたとき「こんなところにQRコードがあったら、スマホ持っている人だったら、絶対に読み取るよね!」って瞬時に思いました。それまでも、色々なアイデアを考えていたんですが、うんうん唸って複雑に考えるよりは、直感的な発想がいいのかもしれないですね。

——特許をとってみて、かかった時間やコスト面については、いかがでしたか?

特許をとることって、すごく難しくて大変で面倒くさそうでしょ?でも、実は全然そんなことなかった。開発費なんてアイデアベースなので0円だし、特許出願は弁理士さんに依頼(注1)できるし。ただ、企画書は作りましたね。どんなパンツで、どの部分に情報を載せて、どんなメリットがあるのかなどをまとめた資料なのですが、もともと企画書作りは大好きなので、楽しんで取り組めました。あとは、弁理士さんに出願用の書類制作や申請の手続きをお願いして進めていきました。
かかった時間でいえば、そうですね、アイデアを思いついてから、無事に特許を取得できるまで、1年かからないくらいでしたね。出願までの準備に3ヵ月程度、出願してからは半年くらいで取得できましたよ。動き出すまでは「半年くらいで取得できるかな」と思っていましたが、予想よりは少し時間がかかりましたね。

(注1)特許事務所などへの特許出願依頼は30~50万円程度が相場

——この特許をつかって、どのようなプランをお持ちですか?

この商品は「Paotto(パオット)」というネーミングにしました。「Pa=パンツ」+「o=想い」+「to=~へ届ける」という意味を組み合わせた造語です。とにかく、伝えたい情報がきちんと誰かに伝わるカタチを作り上げることが目標でした。実は、 “儲ける”というより、自分で“楽しむ”ための、なかば趣味で開発した部分が大きくて、とにかく仕上がったパンツを友人たちにプレゼントしてみて使ってもらって楽しもうかなと思っています。そうやってネットワークを通じて、意見をもらったり、別の活用方法が見えてきたりすることで、次の展開や広がりにつなげていけたらいいなと思っています。
特許が取得できたのは、弁理士さんと知り合いになれていたからで、「自分は人に恵まれているなぁ」とよく感じます。自分だけの力だけじゃなくて“つながり”によって成し遂げられたことなんです。ですから、生まれたものも、仲間たちと共有して、また新たなものが生み出せたらいいなと。

——なるほど。生き方や考え方が今回の特許につながっているんですね。

独立して会社を立ち上げて10年になりますが、ここまでやってこられたのは「人と同じことをやっていても、人より先に進めない。もっとまわりをみて、もっといろんなことを考えて、自分にしかできないことを見つけられないか」と模索し続けてきたからじゃないかなと思っています。今回の「Paotto」もその想いの延長線上にあります。これからも「誰もやっていないことを!」と常に心で唱えながら、いろんな特許を取得していけたらいいなと思っています。

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