Appleが、iPhoneに搭載可能な画面下埋込み型Touch ID(画面内指紋認証Touch ID)の特許を取得したことを、23年3月9日iPhone Maniaが伝えている。
画面下埋込み型Touch IDを搭載するiPhoneが登場することはないと複数ソースが伝えているが、Apple自身は実現に向けて研究開発を進めているのかもしれない。
iPhoneへの画面下埋込み型Touch IDの搭載は一時、実現が確実視された時期があったが、2022年3月末にDSCCの最高経営責任者(CEO)であるロス・ヤング氏、アナリストのミンチー・クオ氏ほか複数の予想で、画面下埋込み型Touch IDが搭載されることはないと否定したことによって、その期待が打ち砕かれた格好となっている。
実現の可能性と時期は別として、Appleが米国特許商標庁(USPTO)で取得した特許から、同社は画面下埋込み型Touch IDの研究開発を続けているようだ。
今回の特許には、指紋認証に短波長赤外線を用い、反射光によって指紋を読み取る仕組みが記され、短波長赤外線を利用した指紋認証機構(下記図表1Bの114と118)は、画面(112)の下に配置されているのが確認できる。
ユーザーがiPhoneの画面内の指紋認証領域にタッチすると、短波長赤外線が放射され(下記図表5の504)、指紋が映像化され、登録された指紋との照合が行われるようだ。
【オリジナル記事・引用元・参照】
https://iphone-mania.jp/news-527599/
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
関連記事
- アップルが「モジュール式スマホ」に関する特許を申請
- Apple、革新的なiPhoneガラス技術の特許を獲得
- Apple、画面下埋込み型Face ID機構の新たな特許出願~iPhone17 Proが搭載と噂も
- Apple 、iPhoneにアンダーディスプレイ(画面下埋込み)型カメラを搭載する特許を欧州で取得
- アップル、iPhoneの表面が傷つきにくくできる新素材の特許を取得~将来はケースなしでも大丈夫か?
- Apple、画面下埋込み型Face ID機構の新たな特許出願~iPhone17 Proが搭載と噂も
- Apple、耐衝撃性高めたTaptic Engineの特許~iPhone16 Proに搭載か!?
- Apple、巻き取り式ディスプレイの特許を出願~ディスプレイの自社製造を目指すとの噂も
- 次世代iPhone、双方向ワイヤレス充電機能搭載か?~関連した正確な位置合わせのための特許出願
- Dynamic Islandが3つ目のデザイン特許取得~iPhone15/15 Plusに搭載と予想される