オウンドコミュニティ特化型システムで オシロ社が特許を取得!


オシロ株式会社(本社:東京都渋谷区、 代表取締役社長 杉山 博一)は、 チャット、ブログ、グループ、イベント、ポイント、カートレスECなど、コミュニティ運営に必要な機能すべてが備わり一元管理を可能にするシステム「OSIRO(オシロ)」の特許を取得したことを、2021年8月12日公表した。特許番号:特許第6886742号。

(事例左から、四角大輔「Lifestyle Design Camp」、株式会社文藝春秋「文春野球学校」、宇宙兄弟 漫画家 小山宙哉氏 / 株式会社コルク「コヤチュー部オンライン部室」、株式会社講談社ビーシー「ベストカーClub」、佐々木俊尚氏&松浦弥太郎氏「SUSONO」)

発明の名称は「管理サーバおよびSNSプラットフォームの生成方法」としたこの特許は、その公開資料によると、 解決の課題:ユーザーが独自の世界観に基づいてサイトを作成し、ユーザーの独特の世界観に対する共感を喚起し、メンバーの情熱を高める仕組みを作り出す技術を提供すること、としている。

それに対し、「OSIRO(オシロ)」はコミュニティ運営に必要なすべての機能をプラットフォーム上に搭載し、イチからシステムを開発しなくてもよいように、クラウド型で提供できるようにしている。

これによりチャット、ブログ、グループ、イベント、ポイント、カートレスECなどコミュニティ運営に必要な機能が揃っているだけでなく、利用ユーザーやアクションデータの分析まで行うことが出来る。

また、コミュニティプロデューサーによるコミュニティ知見の提供も行っており、システムとノウハウの両方をワンストップで提供していることも強みとなっている。

オウンド型のコミュニティ専用システムを開発したことに加え、それらをプラットフォームで提供可能にした独自システム「OSIRO(オシロ)」の特許技術があることにより、本来オウンドで構築するにはハードルの高かったコミュニティのシステムを、従来のコストと時間を1/10で導入することが可能になったとしている。

OSIROが定義するコミュニティ「1対n対n」。コンテンツホルダーとファンが直接つながり、ファン同士が仲良くなる場です。こうした場を、「オウンド」「サブスク」「コミュニティ」の3つを特徴としたシステムで実現している。

【オリジナル記事、引用元、参照】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000053812.html
https://ascii.jp/elem/000/004/004/4004309/


Latest Posts 新着記事

GE薬促進の陰で失われる特許の信頼性―PhRMAが警告する日本の制度的リスク

2025年4月、米国研究製薬工業協会(PhRMA)が日本政府に提出した意見書が、医薬業界および知財実務者の間で波紋を呼んでいる。矛先が向けられたのは、ジェネリック医薬品(GE薬)に関する特許抵触の有無を判断する「専門委員制度」だ。PhRMAはこの制度の有用性に疑問を呈し、「構造的な問題がある」と批判した。 一見すれば、専門家による中立的判断制度は知財紛争の合理的解決に寄与するようにも思える。だが、...

破産からの逆襲―“夢の電池”開発者が挑む、特許逆転劇と再出発

2025年春、かつて“夢の電池”とまで称された次世代蓄電技術を開発していたベンチャー企業が、ついに再建を断念し、破産に至ったというニュースが駆け巡った。だが、そのニュースの“続報”が業界に波紋を呼んでいる。かつて同社を率いた元CEOが、新会社を設立し、破産企業が保有していた中核特許の“取り戻し”に動き出しているのだ。 この物語は、単なる一企業の興亡を超え、日本のスタートアップエコシステムにおける知...

サンダル革命!ワークマン〈アシトレ〉が“履くだけ足トレ”でコンディションまで整うワケ

「サンダルなのに快適」「履いた瞬間にわかる」「この値段でこれは反則級」――こうした驚きと称賛の声が続出しているのが、ワークマンの〈アシトレサンダル〉だ。シンプルな見た目に反して、履き心地・健康効果・歩行補助といった多面的な機能を備える同製品は、単なる夏の室内履き・外出用サンダルという枠を超えて「履くことで整う道具」として注目されつつある。 このコラムでは、アシトレサンダルの具体的な機能や構造だけで...

斬新すぎる中国製“センチュリーMPV”登場!アルファード超えのサイズと特許で快適空間を実現

中国の高級ミニバン市場に、新たな主役が登場した。GM(ゼネラルモーターズ)の中国ブランド「ビュイック(Buick)」が展開するフラッグシップMPV「世紀(センチュリー/CENTURY)」は、その名の通り“100年の誇り”を体現する存在だ。日本の高級ミニバンの代名詞・トヨタ「アルファード」をも超えるボディサイズに、贅沢を極めた2列4人乗りの内装、そして快適性を徹底追求した独自の“特許技術”が組み込ま...

実用のドイツ、感性のフランス──ティグアン vs アルカナ、欧州SUVの進化論

かつてSUVといえば、悪路走破性を第一義に掲げた無骨な4WDが主役だった。しかし今、欧州を中心にSUVの在り方が劇的に変化している。洗練されたデザイン、都市部での快適性、電動化への対応、そしてブランドの哲学を反映した個性の競演。そんな潮流を牽引するのが、フォルクスワーゲン「ティグアン」とルノー「アルカナ」だ。 この2台は単なる競合ではない。それぞれ異なる立ち位置とブランド戦略を背景に、「欧州SUV...

戦略コンサルはもういらない?OpenAI『Deep Research』の衝撃と業界の終焉

OpenAI「Deep Research」のヤバい背景 2025年春、OpenAIがひっそりと発表した新プロジェクト「Deep Research」。このプロジェクトの正体が徐々に明らかになるにつれ、コンサルティング業界に戦慄が走っている。「AIは単なるツールではない」「これは人間の知的職業に対する“本丸攻撃”だ」とする声もある。中でも、戦略コンサル、リサーチアナリスト、政策提言機関など、いわゆる“...

老化研究に新展開——Glicoが発見、ネムノキのセノリティクス作用を特許取得

はじめに:老化研究の新潮流「セノリティクス」 近年、老化そのものを「病態」と捉え、その制御や治療を目指す研究が進んでいる。中でも注目されるのが「セノリティクス(Senolytics)」と呼ばれるアプローチで、老化細胞を選択的に除去することで、慢性炎症の抑制や組織の若返りを促すというものだ。加齢とともに蓄積する老化細胞は、がんや糖尿病、心血管疾患、認知症といった加齢関連疾患の引き金になるとされ、これ...

EXPO2025に見る「知と美」の融合──イタリア館が描く未来の肖像

2025年大阪・関西万博(EXPO2025)が近づくなか、多くの国が自国の強みをテーマにパビリオンを構築している。イタリアといえば、多くの人が思い浮かべるのは、パスタやピザ、ワインといった「食」、アルマーニやプラダ、グッチなどの「ファッション」だろう。しかし、イタリアの真の魅力はそれだけではない。今回の万博では「もうひとつのイタリア」、すなわち高度な技術力と伝統文化、そして未来志向の融合が強く打ち...

View more


Summary サマリー

View more

Ranking
Report
ランキングレポート

大学発 知財活用収益ランキング

冒頭の抜粋文章がここに2〜3行程度でここにはいります鶏卵産業用機械を製造する共和機械株式会社は、1959年に日本初の自動洗卵機を開発した会社です。国内外の顧客に向き合い、技術革新を重ね、現在では21か国でその技術が活用されていますり立ちと成功の秘訣を伺いました...

View more



タグ

Popular
Posts
人気記事


Glossary 用語集

一覧を見る