株式会社UNIVRS (旧社名:株式会社 EXPVR 、本社:東京都中央区、代表取締役:藤川啓吾)は 、2018年4月から2019年7月にかけて普通株式の発行による第三者割当増資を実施し、約7,000万円を調達し融資額を含め累計1億円を超えた資金調達を得ていたとしている。
少し過去のことだがこの資金調達の基になっている“VR酔いを防止する移動技術“については、自分の身体が動いていない状態で視界が動くVRは、乗り物酔いと同様体験者が酔ってしまいがちであることが問題視されていて、特に激しく動くコンテンツは酔いやすいため、せっかくの“仮想現実”にも関わらず、動かずに体験できる作品が主流となってしまっているのが現状だ。
UNIVRSはその酔いを軽減させるため、身体の動きとVR内での動きをリンクさせる独自の移動技術を開発。それはVRHMDとコントローラーのセンサー値からジェスチャー認識システムで身体の動きを検出し、VR空間の動きに反映することで、酔いを押さえVRならではの臨場感のある動きが体験できるというもの。
詳細はこちら:https://univrs.jp/technology/
UNIVRSは独自開発したこの”VR酔いを防止する移動技術“はすでに特許出願中として、従来のVRコンテンツでプレイヤーの動きに制限をかけてきた“VR酔い”を極限まで軽減することで、今までにないVR体験を実現しさらなるVRの可能性を感じさせている。
この特許を基にした資金調達では、株式会社グッドスマイルパートナーズ、NHN JAPAN株式会社、一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ所属の個人投資家5名、合同会社ほしのかけら、齋藤 和紀氏、曽我 健氏、その他個人投資家2名を引受先として約7,000万円を調達。融資額を含めた調達総額は1億円を突破したとしていて、特許の優位性がはっきり出た資金調達になっていた。
【引用・参照】
https://japanese.engadget.com/jp-2020-01-24-1-imac.html
https://iphone-mania.jp/news-273582/
https://iphone-mania.jp/news-272407/
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
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