エージェントシェア、人材紹介エージェント同士のアライアンスマッチングプラットフォームシステムで特許取得


株式会社エージェントシェア(本社:東京都中央区 代表:金子歌穂)は、提供中の日本全国の人材紹介エージェント同士で情報を共有でき連携して求職者の就職支援ができるアライアンスマッチングプラットフォーム「AGENT SHARE」、そして自社の求人・求職者の案件管理ができる人材紹介エージェント向け管理ツール「AGENT MANAGER」、さらに2024年サービスリリース予定である採用企業へエージェントが人材をシームレスに推薦できるシステム「AGENT CONNECTS」において、特許を取得したことを23年12月18日プレスリリースで公表した。

これにより同社は、提供するプラットフォームによって求職者と採用企業のより最適なマッチングを促進し、人材紹介エージェントと採用企業、求職者にとって三方良しを実現しながら、人材業界におけるスタンダードサービスを目指すとしている。

また、同社は「AGENT SHARE」、「AGENT MANAGER」、「AGENT CONNECTS」 の3システムを設計・開発、その特許取得によって、人材紹介エージェントにとって自社の案件情報を管理しながら必要に応じて他社と情報共有・連携でき、採用企業にも推薦できるワンストップサービスを実現している。

さらに上記3つのシステムはすべてデータ連携されており、採用企業にとっても円滑にエージェントと求職者情報の共有・連携が可能となるため、革新的なRPOとなることだと期待されている。

【特許番号】特許第7389412号(P7389412)
【登録日】令和5年11月21日(2023.11.21)
【発明の名称】マッチングシステム、マッチングプログラムおよびマッチング方法
【特許権者】 【氏名又は名称】上田 歌穂 【氏名又は名称】株式会社エージェントシェア
【発明者】 【氏名】上田 歌穂

【要約】 【課題】紹介者がより効率的に自らの管理する求人及び/又は求職者の情報を管理するマッチングシステム、方法及びプログラムを提供する。

【解決手段】各々が複数の求人及び/又は求職者を紹介する、複数の紹介者による求人及び求職者の仲介を支援するためのマッチングシステムであって、マッチングサーバは、求人登録手段と、求職者登録手段と、案件登録手段と、表示手段と、を備え、求人登録手段は、紹介者と、複数の求人とを夫々紐づけて登録し、求職者登録手段は、紹介者と、紹複数の求職者とを夫々紐づけて登録し、案件登録手段は、紹介者の入力に応じて、求人又は求職者と、他の紹介者が紹介する求職者又は求人とを、1対1で対応付け、その組み合わせ毎に案件情報を登録し、表示手段は、求人又は求職者に関する案件における組み合わせを表示するために、紹介者に紐づく求人又は求職者に関する案件情報を表示処理する。


Latest Posts 新着記事

工場を持たずにOEMができる──化粧品DXの答え『OEMDX』誕生

2025年10月31日、化粧品OEM/ODM事業を展開する株式会社プルソワン(大阪府大阪市)は、新サービス「OEMDX(オーイーエムディーエックス)」を正式にリリースした。今回発表されたこのサービスは、化粧品OEM事業を“受託型”から“構築型”へと転換させるためのプラットフォームであり、現在「特許出願中(出願番号:特願2025-095796)」であることも明記されている。 これまでの化粧品OEM業...

特許で動くAI──Anthropicが仕掛けた“知財戦争の号砲”

AI開発ベンチャーのAnthropic(アンソロピック)が、200ページ以上(報道では234〜245ページ)にわたる特許出願(または登録)が明らかになった。その出願・登録文書には、少なくとも「8つ以上の発明(distinct inventions)」が含まれていると言われており、単一の用途やアルゴリズムにとどまらない広範な知財戦略が透けて見える。 本コラムでは、この特許出願の概要と意図、そしてAI...

SoC時代の知財戦争──ホンダと吉利が仕掛ける“車載半導体覇権競争”

自動車産業が「電動化」「自動運転」「ソフトウェア定義車(SDV)」へと急速にシフトするなか、車載半導体・システム・チップ(SoC:System­on­Chip)を巡る知財・開発競争が激化している。特に、ホンダが「車載半導体関連特許を8割増加」させているとの情報が注目されており、同時に中国自動車メーカーが特許活動を爆発的に拡大しているとされる。なかでもジーリー(Geely)が“18倍”という成長率を...

試験から設計へ──鳥大が築くコンクリート凍害評価の新パラダイム

はじめに:なぜ“凍害”がコンクリート耐久性の大きな壁なのか コンクリート構造物が寒冷地・凍結融解環境(凍害)にさらされると、ひび割れ・剥離・かさ上がり・耐荷力低下といった劣化が進行しやすい。例えば水が凍って膨張し、内部ひびを広げる作用や、塩分や融雪剤の影響などが知られている。一方、これらの劣化挙動を実験室で迅速に・かつ実サービスに近づけて評価する試験方法の開発は、長寿命化・メンテナンス軽減の観点か...

Perplexityが切り拓く“発明の民主化”──AI駆動の特許検索ツールが変える知財リサーチの常識

2025年10月、AI検索エンジンの革新者として注目を集めるPerplexity(パープレキシティ)が、全ユーザー向けにAI駆動の特許検索ツールを正式リリースした。 「検索の民主化」を掲げて登場した同社が、ついに特許情報という高度専門領域へ本格参入したことになる。 ChatGPTやGoogleなどが自然言語検索を軸に知識アクセスを競う中で、Perplexityは“事実ベースの知識検索”を強みに急成...

特許が“耳”を動かす──『葬送のフリーレン リカちゃん』が切り開く知財とキャラクター融合の新時代

2025年秋、バンダイとタカラトミーの共同プロジェクトとして、「リカちゃん」シリーズに新たな歴史が刻まれた。 その名も『葬送のフリーレン リカちゃん』。アニメ『葬送のフリーレン』の主人公であるフリーレンの特徴を、ドールとして高精度に再現した特別モデルだ。特徴的な長い耳は、なんと特許出願中の専用パーツ構造によって実現されたという。 「かわいいだけの人形」から、「設計思想と知財の結晶」へ──。今回は、...

“低身長を演出する靴”という逆転発想──特許技術で実現した次世代『トリックシューズ』の衝撃

ファッションと遊び心を兼ね備えた新発想のシューズ「トリックシューズ」が市場に登場した。通常、多くの「シークレットシューズ」や「厚底スニーカー」は身長を高く見せるために設計されるが、本モデルは逆に身長を「低く見せる」ための構造を意図しており、そのためにいくつもの特許技術が組み込まれているという。今回は、このトリックシューズの設計思想・技術構成・使いどころ・注意点などを掘り下げてみたい。 ■ コンセプ...

“特許力”が食を変える――味の素が首位に輝く、2025年 食品業界特許資産ランキングが示す未来戦略

2025年版の「食品業界 特許資産規模ランキング」で味の素が第1位となった。評価は、個々の特許の“注目度”をスコア化して企業ごとに合算する方式(パテントスコア)で、2024年度(2023年4月1日〜2025年3月末登録分)を対象としている。トップ10は、1位 味の素、2位 日本たばこ産業(JT)、3位 Philip Morris Products、4位 サントリーHD、5位 キリンHD、6位 CJ...

View more


Summary サマリー

View more

Ranking
Report
ランキングレポート

海外発 知財活用収益ランキング

冒頭の抜粋文章がここに2〜3行程度でここにはいります鶏卵産業用機械を製造する共和機械株式会社は、1959年に日本初の自動洗卵機を開発した会社です。国内外の顧客に向き合い、技術革新を重ね、現在では21か国でその技術が活用されていますり立ちと成功の秘訣を伺いました...

View more



タグ

Popular
Posts
人気記事


Glossary 用語集

一覧を見る