ディスプレイ下埋め込み型光学式指紋認証でAppleが特許取得

特許Apple

Appleが現地時間2021年3月18日、米国特許商標庁(USPTO)において、ディスプレイ下埋め込み型光学式指紋認証に関する特許を取得したとiPhone Maniaは2021年3月19日以下のように伝えている。

今回取得した特許には、指紋の読み取りをディスプレイの画素の開口部を通じ、光の照射と反射によって行う内容が記載され、光学式指紋認証の場合、指の表面とディスプレイが接触した領域と接触していない領域では反射光の強さが異なるため、指紋の隆起・谷間のコントラストが形成さる。

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しかし、既存の技術では光の処理能力が低いことと、ディスプレイの構造に起因する回折が原因で、指紋画像のコントラストと信号対雑音比(S/N比)が低くなることがあり、この問題を解決するため、指紋画像のコントラストを向上させながら、システムを小型化する方法が検討されている。

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照射光は指紋の接触面に対して約42度の角度で照射され、上記図表1は、照射角度も記された全体図、図表2は2つの偏光フィルター層を含む光学式指紋認証センサーの例、図表3は、3つの偏光フィルター層を含む光学式指紋認証センサーの例となっている。

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また、上記図表4は3つの偏光フィルター層を含む光学式指紋認証センサーにおける反射光の分布例で、図表5は、2つの偏光フィルター層の場合。 図表6と8には、光センサーの種類が異なる2種類の光学式指紋認証センサーの仕組みが記載されている。

AppleはiPhone13(iPhone12sとの噂もあり)でディスプレイ下指紋認証を搭載すると噂され、その方式は超音波式とするものと、光学式とするものの2つの予想があると言われている。

【引用・参照】
https://iphone-mania.jp/news-354905/

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。