米国特許商標庁(USPTO)は、Appleが申請したMacBookおよびMacデスクトップ用の次世代キーボードに関するAppleの特許出願を公開したとiPhone Maniaが22年10月8日伝えている。それによるとこのキーボードは、ユーザーの好みに応じて自動的に、またはその他の方法で微調整できる独自の調整可能なキーが搭載されている。
キーボードなどの従来の入力デバイスは通常、静的であると特許申請の背景で述べられている。一般にユーザーは、それぞれ異なるタイピングの好みがあるが、自分の好みのタイピングに合わない入力装置に落ち着くしかない場合がある。
Appleの申請した特許は、キーボードの個々のキーをユーザーの好みに合わせて自動的に調整するというものだ。
調整項目は、キーの移動距離、個々のキーの触覚、または触感や出力に渡り、これらが動的に調整される可能性がある、と記されている。また、キーを作動させるのに必要な力の量も動的に調整されても良いともある。
一例では、キー調整に使用されるセンサーは、ユーザーが入力デバイス上で指や手を動かしたときに検出される光の変化を測定する光センサーである可能性がある。この情報は、ユーザーの相対的な手および/または指のサイズ、および/または入力装置上の好ましい手/指の配置を決定するために使用されても良い、と記載されている。
また、別の実施態様では、センサーはユーザーの指および、または手と入力デバイスの入力機構との間の静電容量の変化を測定する静電容量センサーであっても良い、とも記されている。
さらに、入力機構が作動したときに入力機構によって提供される入力信号を使用し、ユーザーが入力を提供している速度を決定される可能性もあるとしている。
また、キーボードの調整には、磁気部品が使用されると記されている。Appleの特許図面1と8は、MacBookとデスクトップ用のAppleのキーボード、図面9A〜Cは磁石を介して制御される第1、第2、第3の位置にあるキーを表している。
【オリジナル記事・引用元・参照】
https://iphone-mania.jp/news-494694/
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