米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2022年8月11日、Appleが出願した、Apple Pencilに2つの新たなジェスチャーを加える特許を公開したとiPhone Maniaが22年8月12日伝え、その他各メディアも伝えている。
Appleが出願したApple Pencilに関する特許には、同デバイスにおいて「スライド」と「ローリング」の2つのジェスチャーを導入することが記されている。
下記図表4には、Apple Pencil(第2世代)が搭載しているタッチセンサーの他に、末端側に2つ目のタッチセンサーを搭載することが描かれている。
また、図表5ではそれよりも更に末端にセンサーを搭載することが図示されている。図表6のタッチ操作は、Apple Pencil(第2世代)で既に実現しているものだが、これに図表7のスライド操作も加えることを計画しているようだ。
Patently Appleは、ノートアプリやメモアプリを利用する際に、スライド操作でペンの太さや幅などを選択するようにするのではないかと推測されている。また、コピー&ペーストなどを割り当てることも考えられる。
ローリング操作は、図表5に記された最末端のタッチセンサーが対応。このタッチセンサーは図表8のように丸く表面をなぞることで、画面や画像の拡大や縮小などを行えるようになるのではないかと、Patently Appleは予想している。
AppleはApple Pencil(第3世代)を開発していると2021年に数多く噂されたが、今年になってからそうした投稿は行われなくなっている。もし今年中にApple Pencil(第3世代)が発表されるとすれば、2022年10月と噂されるM2搭載iPad ProおよびiPad(第10世代)発表イベントになるかもしれないと言われている。
【オリジナル記事・引用元・参照】
https://iphone-mania.jp/news-475779/
https://bitwave.showcase-tv.com/applepencil-new-gesture/
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
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