マツダの次世代ロータリーエンジン搭載のスポーツカーに関する特許画像が流出、スウェーデンエージェント経由で入手したとclicccar12thが23年5月18日伝えている。
特許画像の申請が、必ずしも市販化されることを意味するわけではないが、発売を視野に検討されていることは間違いない。詳細は不明だが、この特許では電気モーターを3基搭載、AWDを備えたプラグインハイブリッドシステムと思われ、描かれているロングノーズ&ショートデッキから次世代スポーツカーを想像させる。
この特許はもともと2021年6月に申請されたものだが、5月初めに米国で公開されたようだ。この文書にはロータリーエンジン自体について多くの情報は含まれてないが、フロントに搭載されていると記載されている。
ロータリーエンジンはハイブリッドセットアップの一部で、前輪用の23psの誘導モーターと、内燃エンジンの後ろに配置される36psの永久磁石同期モーターという、さまざまなタイプの電気モーターの組み合わせもあるという。クルマには全輪駆動機能が備わっており、これら2種類の電気モーターは異なる方法でトルクを伝達するようです。
バッテリー自体も非常に興味深く、マツダは独自の可変電圧システムを提案しており、単一のパッケージに収められた4つの48ボルトモジュールを使用していると思われる。
システム負荷が低い場合、モジュールは従来の48ボルトのバッテリーとして作動するが、より出力が必要な場合、バッテリーは電気スイッチを使用して2組のバッテリーセルを再構成し、96ボルトで直列に作動する。特許によれば、この設計により重量が軽減されるが、これは内燃機関、3つの電気モーター、バッテリーを備えたスポーツカーにとって極めて重要だという。
この新しい特許が何を意味するのかは不明で、単に自社の技術を他社から守っているだけかもしれない。しかし、ロータリーエンジンを搭載したスポーツカーが実際に登場する可能性はあると見られ、ロードスター次期型の大きなヒントになるかもしれない。
【オリジナル記事・引用元・参照】
https://www.moguravr.com/apple-automobile-ar/
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