AIを用いたビジネスマッチング用検索システムに関して リンカーズが特許取得する

ものづくり企業の様々な課題にビジネスマッチングを軸にしたソリューションを展開するリンカーズ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:前田 佳宏)は、AI を用いたビジネスマッチング用検索システムに関する特許を取得したことを21年10月29日公表した。

今回の特許取得技術では、自然言語処理技術を用いて法人に関するテキストデータを解析し、得られた特徴語をタグデータとして法人データに付与し、ユーザがキーワード検索した際にタグデータを表示することで、適切なビジネスパートナー検索のためのキーワードを効率的に提供することが可能となるというもの。

またユーザが入力したキーワードと法人との類似度を計算し、キーワードにマッチした法人を効率的に抽出することが可能となる。

これまで取引がない新しいビジネスパートナーを探すために、検索時に用いられるキーワードの多くは、検索をするユーザの経験や知識に基づいて選択されるため、ユーザのスキルや経験の差が検索結果に表れてしまう可能性があった。

また検索でヒットした法人をユーザが精査する必要があり、ユーザの負担になっていた。本技術を活用し、この課題解決のために「類似度検索システム」を開発し、「類似度検索システム」では検索結果に各法人のタグデータが表示され、類似度順に並び替えることができるので、より早くビジネスパートナー候補を見つけることを可能にした。

またこの検索システムを応用して、案件情報から自動的にパートナーを抽出し、発注者・受注者を自動的につなげてゆくことも視野に入れているとしている。

なお、この特許の要約は次のようになっている。

【課題】 適切なビジネスパートナー検索のための複数キーワードを効率的に提供する。
【解決手段】 ビジネスパートナー探索を目的として企業リストを生成する検索システム1の管理サーバ20は、企業の特徴を表す複数の特徴語を企業ごとに記憶する特徴語データベース223を備えている。管理サーバ20は、外部の入力装置から入力されたキーワードを取得すると、検索部23によってそのキーワードに対応する特徴語を持つ企業が特徴語データベース223から検索され、リスト生成部25によって検索された企業が持つ複数の特徴語を含む企業リストが生成され、外部の入力装置に対して生成した企業リストを表示可能に出力する。


【オリジナル記事・引用元・参照】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000094.000025417.html

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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