株式会社カインズ(本社:埼玉県本庄市、代表取締役社長 CEO:高家 正行)はこのたび、都市型新業態であるStyle Factoryの内装デザインが、2020年4月1日施行の改正意匠法で新たに意匠法の保護対象となった内装の意匠について登録を受けたと、2021年4月27日公表した。
内装の意匠は、建物の意匠と同時に、昨年4月1日に施行された改正意匠法。企業が店舗の外観や内装に特徴的な工夫を凝らしてブランド価値を創出し、サービスの提供や製品の販売を行う事例が増えている。
こうした事例を背景に、建築物の外観デザインや、机やいす等の複数の物品等の組み合せや配置、壁や床等の装飾により構成される内装デザインも、全体として統一的な美感を起こさせるよ
うであれば、一つの意匠として意匠権で保護することができるようになった(経済産業省)。
これまでに、建築物の意匠として「ユニクロPARK 横浜ベイサイド店」、内装の意匠として「蔦屋書店」などが登録されている。
Style Factoryは、「毎日のくらしに自分らしさをプラスできるLife Style DIY Shop」をコンセプトに開発された店舗。2018 年9月に愛知県名古屋市で1号店の「ららぽーと名古屋みなとアクルス店」を出店後、2020年7月に「ららぽーと海老名店」(神奈川県海老名市)と、翌8月にも「みなとみらい東急スクエア店」(同横浜市)にオープンし、現在3店舗を展開している。
売場は、商品をカテゴリー別ではなく、ライフスタイルのテーマ別に陳列することで、くらしがより便利に楽しくなるモノやコトを発見しやすくしているのが特徴。一つの共通テーマで商品をまとめて陳列することで一つの空間を創り出し、オンラインショッピングの際に行うような複数のキーワードからの商品選択をリアル店舗で実現していることが登録の要件となった。
【引用・参照】
https://diamond-rm.net/management/82516/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000138.000008255.html
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
関連記事
- 半導体製造装置業界の特許資産ランキング2024発表!東京エレクトロンが首位
- 14歳の発明から世界へ!日本初の自動洗卵機を生んだ津山発の技術
- すしざんまいの逆転敗訴が示す国際商標権の課題
- 「リンダキューブ」知的財産権の譲渡と新展開のお知らせ
- 任天堂、スマホをコントローラー化する特許出願 次世代機での活用に期待
- 「JavaScript」商標の行方は?Denoがオラクルの商標登録取り消しを申請
- SUPER EIGHT」商標登録拒絶の背景と繰り返される承諾問題
- 新潟発のフードテック!特許技術「米マヨネーズ」
- 韓国、中国の「特許ただ乗り」に対抗 バッテリー特許戦争の幕開け
- パテントトロールに反撃!特許の無効化を目指すオープンソース界