特許内容の解説
循環型リサイクル社会を見据え、コンクリート斫りや粗大ごみの破砕を従来型ハンマーよりも手作業でさらに容易に行える物として開発。
【試作品】（意匠登録：No.1682609号）
技術概要
- 略円柱形状の頭部体（１）と、
- 前記頭部体（１）の打撃方向と垂直に伸びる柄（１０）と、
- 前記頭部体（１）の打撃面（３ｂ）に設けられた斫りノミ刃からなる斫りノミ付きハンマーであり、
- 前記柄（１０）よりも下方にある打撃対象に対して、
- 前記斫りノミ付きハンマーを振り下ろした際に、
- 前記打撃面（３ｂ）と前記打撃対象の面とが略平行となるように、
- 前記柄（１０）の伸びる方向に対して前記打撃面（３ｂ）を傾斜させた斫りノミ付きハンマー。
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| 出願番号 | 特願2019-149499 |
| 出願日 | 2019/7/30 |
| 出願人 | 株式会社光岡組 |
| 公開番号 | 特開2021-020307 |
| 公開日 | 2021/2/18 |
| 登録番号 | 特許第6715422号 |
| 特許権者 | 株式会社光岡組 |
| 発明の名称 | 斫りノミ付きハンマー |
| 技術分野 | 機械・加工 |
| 機能 | 機械・部品の製造 |
| 適用製品 | ハンマー |
| 目的 | 効果的な斫り作業が出来る工具を提供する。 |
| 効果 | 斫りノミを取り付ける事により、斫りノミの刃先がコンクリート土間等に垂直に当たる事により、斫りがより効果的になる。 |
| 実施実績 | 【無】 |
| 許諾実績 | 【無】 |
| 特許権譲渡 | 【否】 |
| 特許権実施許諾 | 【可】 |
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従来は専用のノミやチゼルを使って斫り作業を行っていたものを、釘打ち用ハンマーと斫りノミを一体化させた発明ですね。単にまっすぐなチゼルをつけたものだとロックピックハンマーやカストリハンマーなどの従来例があったかもしれませんが、さらに打撃面を傾斜させたところがポイントということですね。これによって、簡単な斫り作業であればわざわざ工具を持ち替える手間が省けることが期待できますね。