みなさんこんにちは、弁理士のパテ兄です。今回は、年明け早々にアメリカの展示会に行った際のお話です。2024年の1月6日から12日までアメリカに行き、サンフランシスコとラスベガスを訪れました。サンフランシスコではシリコンバレーを、ラスベガスではCESに参加しました。
みなさん、アメリカ・ラスベガスの最新エンターテイメント施設「Sphere(スフィア)」をご存知でしょうか。
当時撮った写真を載せておきます。
この施設は外装の360度がディスプレイになっており、そこにコンテンツを映し出すことができます。しかも、その施設の中は巨大なコンサートホールのようになっています。
実は、このスフィアには知的財産が関わっています。そう、これです!デザイン特許(D968646)。これはアメリカで取得された権利です。
ところで、このような施設と同じものは登録できませんが、日本でも不動産(ビル、家、施設)も意匠登録が可能になりました。しかも申請から25年という長期間の保護が可能です。
御社のアイデアについて、一度保護を検討してみてはいかがでしょうか?
ライター
杉浦 健文
パテ兄
特許事務所経営とスタートアップ企業経営の二刀流。
2018年に自らが権利取得に携わった特許技術を、日本の大手IT企業に数千万円で売却するプロジェクトに関わり、その経験をもとに起業。 株式会社白紙とロックの取締役としては、独自のプロダクト開発とそのコア技術の特許取得までを担当し、その特許は国際申請にて米国でも権利を取得、米国にて先行してローンチを果たす。 その後、複数の日本メディアでも取り上げられる。
弁理士としてはスタートアップから大手企業はもちろん、民間企業だけではなく、主婦や個人発明家、大学、公的機関など『発明者の気持ち、事業家の立場』になり、自らの起業経験を生かした「単なる申請業務だけでない、オリジナル性の高い知財コンサル」まで行っている。
■日本弁理士会所属(2018年特許庁審判実務者研究会メンバー)
■株式会社白紙とロック取締役
■知的財産事務所エボリクス代表
■パテント系Youtuber