ECの「カゴ落ち」を改善~STRACT、ブラウザ拡張機能『PLUG』のプッシュ通知に関する特許を取得。

入れるだけでオンラインショッピングがお得になる拡張機能『PLUG(プラグ)』を運営する株式会社STRACT(本社:東京都渋谷区、代表:伊藤輝)は、「ブラウザ拡張機能による、ユーザー行動に基づいたプッシュ通知やポップアップ表示の仕組み」に関する特許を取得したことを22年12月9日公表した。

STRACTは、オンラインショッピング時におけるクーポンやキャッシュバック検索、最安値検索といった、人々の「お得に買うための面倒な作業」を自動化し解決する、iOS Safariのブラウザ拡張機能『PLUG(プラグ)』を提供している。ユーザーはPLUGのアプリを入れておくだけで、対象サイトを訪問した際にPLUGが自動でクーポン等を発見し、通知を受け取ることができる。

提携するEC事業者においては、PLUGが適切なタイミングでのクーポンやキャッシュバック等を表示することで、販売促進・売上向上につながる支援を行っている。
EC事業者の大きな課題となっているのが、決済・申し込みに至らずサイトから離脱してしまう「カゴ落ち」。世界の平均カゴ落ち率は約70%と言われ、本特許の取得によって、離脱したユーザーに好適なタイミングと有益な情報をもってサイトへの再訪を促すことが可能となり、EC事業者の「カゴ落ち」改善施策として活用することができる。

特許概要

【発明名称】関心情報出力方法、関心情報出力プログラム及び関心情報出力システム
【特許番号】特許第7148778号
【特許権者】株式会社STRACT
【発明者】伊藤 輝

【要約】 【課題】ユーザーの了解ないし同意を前提として、包括的な情報解析を行ったうえで、好適な情報提供を可能とする。
【課題を解決するための手段】ウェブブラウザに所定機能の追加有無を判断する追加有無判断ステップと、前記判断結果が所定機能の追加ありとの内容である場合に同機能を通じて所定のユーザーによるウェブブラウザの利用に関する情報である利用情報を取得する利用情報取得ステップと、取得した利用情報を用いて前記ユーザーの嗜好を解析する嗜好解析ステップと、前記解析により得られる情報である解析情報を用いて、ウェブブラウザを通じて提供可能な情報である関心情報を選択する関心情報選択ステップと、選択された関心情報を前記ウェブブラウザに対し重畳表示出力するための重畳表示ステップと、をコンピュータにて実行する関心情報出力方法などを提案する。


【オリジナル記事・引用元・参照】
https://ecnomikata.com/ecnews/37434/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000030510.html

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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