社長自ら出願!バルミューダ最初の製品

いまやハイブランドのデザイン家電メーカーとして有名なバルミューダですが、その最初の製品って何だったかご存知でしょうか。実は、2003年に元社長の寺尾氏がバルミューダ株式会社の前身となるベンチャー、有限会社バルミューダデザインを創業するにあたって、自ら町工場で削り出したノートパソコン用の載置台(商品名X-Base)がスタートだったのです。
この製品がApple向け周辺機器としてデザイン的に優れていると雑誌等で紹介されたことでバルミューダの認知が高まったのでした。
今回紹介する発明は、このノートパソコン載置台を開発し、寺尾社長自ら特許出願をしたものです(公開番号:特開2004-237047)。本発明は特許出願がされたのみで、審査請求はされていないため、最終処分としては「みなし取下げ」となっているものですが、バルミューダの歴史の原点の記録として価値のある特許出願です。
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