CONCLUSION

今回のマガジンは、+VISIONでは初となる1社独占の特許解説でした!

皆さんご存知の通り、バルミューダさんは、美味しく焼けるトースターが話題となり、その洗練されたデザイン性と独自の機能性がウリのブランドです。

SNSマーケティングが主流の現在では、まず見た目の良さは重要なポイントとなります。いわゆる「映え」ですね。

しかし、それだけではもうエンドユーザーは物足りません。見た目だけでなく、実際ちゃんとした機能や効果がないと、映え」に対して口コミが付かず加速しません。

その点バルミューダさんは見た目+αが素晴らしく、高価であっても上手く時代のニーズにフィットし人気が出ました。

各商品ごとに、たくさんの特許を取得されていますが、おそらく「こんな商品あったらいいな」の利用イメージが先行して、そこから生まれた特許なんじゃないかと想像してます。

ですので、どちらかと言いますとこの技術を応用して次の商品を考えたり、活用してどうこうするのではなく、「自社のブランド価値を高める」「商品のオリジナル性を守る」ための特許だと考えられます。

特許単体の価値ではなく「デザイン性や機能性との合わせ技で最大限のブランド力を引き出す」特許活用の成功例として、勉強になります!