BloomAct、「話す」をDXし、資料動画化における動画生成配信プログラムで特許取得

株式会社BloomAct(本社:茨城県つくば市 代表:髙野 峻)は、自社開発による動画生成配信プログラムで特許を取得したことを、23年12月25日プレスリリースで公表した。これにより、入力された情報から動画データを生成し誰でも簡単に動画を配信することが可能になるとしている。

開発に当たっては、人材不足や働き方改革により事業全体の業務効率化への取り組みが加速している中、ビジネスシーンにおいては説明や案内・提案といった業務は不可欠であり、一般的には紙の資料を読んでもらったり、人が説明を行ったりすることが多い。そんな中で「文字や写真だけの紙資料では相手に伝わらない」「時間をかけて毎回同じ説明をしている」といった説明・案内・提案の現状に対して、動画へのニーズは強いものがあるとの認識があった。

これに対し同社の資料動画化サービス「SPOKES」は、従来の動画作成における「コストが高い」「作成が難しい」といったネックを解消し、誰でも簡単に話す・伝える行為を動画と分業することで、業務生産性を上げることができるサービスを実現している。

具体的には、紙の資料(PowerPoint)をアップロードするだけで簡単に動画を作成できるサービスで、高精度の合成音声でナレーション付きの動画を誰でも簡単に作成できるため、従来の動画制作(撮影・録音)にかかっていた、スタジオ・機材費用、時間や労力、ナレーターの人件費といったコストが一切なくなる。

また、このサービスでは「インタラクティブ動画部門」で3期連続の最高位評価を獲得。従来の動画視聴とは異なり、視聴者が動画をクリックすることで見たい項目を選ぶことが可能となっている。参加型で動画視聴できるのがインタラクティブ動画のポイントで、一方的に動画を視聴するのではなく興味関心のある箇所を選んでの視聴により、双方向性のある視聴体験を提供が可能だ。

「自分で話す」から「話してもらう」へ、資料やカタログを用いて人が話していたシーンを「紙の資料から作られた “しゃべる資料” 」に代替でき、人が話すという行為をDX化。従来の資料を配布するだけでは伝わり難かったサービスの特徴や、ベネフィット、価格など、ユーザーに伝えたい情報を漏れなく正確に伝えることが可能で、同時にPowerPointの手直しだけで簡単に最新情報に修正できる編集性の高さも、紙の資料とは異なる大きなポイントになるとしている。

特許の概要

【特許番号】特許第7372020号(P7372020)
【登録日】令和5年10月23日(2023.10.23)
【発明の名称】動画生成配信処理装置、動画生成配信方法、および動画生成配信プログラム
【特許権者】 【氏名又は名称】株式会社Bloom Act
【発明者】 【氏名】高野 峻

【要約】 【課題】ユーザーの操作を極力減らしながら、再生環境を問わずに、顧客の詳細なフィードバックが得られるような動画生成配信装置を提供する。

【解決手段】動画を生成及び配信する動画生成配信システムであって、入力データを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段で受け取った前記入力データから生成された入力加工データを用いて動画データを生成する動画生成手段と、受信した前記入力データ、事前保管データ及び当該システムで生成されたデータから、次に配信するデータを分岐させる分岐データを設定する分岐データ設定手段と、受信した前記入力データ、前記事前保管データ及び当該システムで生成されたデータを使用して動画を配信する動画配信手段と、前記動画配信手段にて動画配信を提供可能とする送信元識別符号を生成する送信元識別符号生成手段と、を備えることによって、個別ユーザーごとに詳細なフィードバックが得られる。

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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