アイカ製薬、年間2000人以上の漢方相談の実績を基にAI搭載オンライン食薬・漢方相談システムで特許を取得

漢方薬剤師でアイカ製薬株式会社(本社:東京都港区)代表の大久保愛は、年間2000人以上の漢方相談に応えてきた実績をもとに開発した、AI(人工知能)搭載オンライン食薬・漢方相談システム『CrowdSalon®(クラウドサロン)』で特許を取得したことを、23年9月12日プレスリリースで公表した。

同社はかねてより申請をしていたAI搭載オンライン漢方・食薬相談システム「CrowdSalon®(クラウドサロン)」の特許がこのたび承認された(特許第7307494号)。また、同社は医薬品、漢方、食薬と不調を感じたとき、人にあわせて優先すべきものが、必ずしも医薬品でなかったり、食事でなかったりすると考えている。
クラウドサロンは、オンラインで専門家に健康相談し、自分にあった漢方・医薬品・サプリメント・食材などをご自宅まで届けるサービスで、漢方の専門家・専門家・医師・栄養士・整体師・エステティシャン・料理研究家などあらゆる分野の専門家が健康相談に対応。自分に合った専門家との出会いでセルフメディケーションを生活に取り入れ健康な毎日支援するオンラインサロン。

同社ではこのAIを搭載したオンライン診断システムによって、その人への適性を見つけ、タイプ別にあったものやセルフメディケーションを紹介するとしているが、フル稼働にはもう少し時間がかかるとしている。

特許概要

【特許番号】特許第7307494号(P7307494)
【登録日】令和5年7月4日(2023.7.4)
【発明の名称】オンラインカウンセリングシステムおよびオンラインカウンセリング方法
【特許権者】【氏名又は名称】アイカ製薬株式会社
【発明者】 【氏名】大久保 愛

【要約】 【課題】OTC医薬品の服薬カウンセリングに加え、食薬の考え方を導入し、生活習慣病や慢性疾患の改善効果が得られるオンラインカウンセリングシステムを提供。

【解決手段】オンラインカウンセリングシステム及びオンラインカウンセリング方法に関し、オンラインカウンセリングを受ける患者用の患者端末と、少なくとも薬剤師を含む専門家用の専門家端末とをリアルタイムに通信可能に接続され、患者へのOTC医薬品の服薬カウンセリングを行うオンラインカウンセリングシステムにおいて、サプリメント等の食品カウンセリングを行う手段を有し、患者の健康診断データを取得し、取得した患者の健康診断データを参照して上記服薬カウンセリング及び食品カウンセリングを行う。

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。