Appleが、米国特許商標庁(USPTO)で2021年3月23日に新たな特許を取得。これが実製品に採用された場合、Appleメガネがホログラム機能を搭載し、拡張現実(AR)で3Dオブジェクトの表示が可能になりそうだ。
この特許の「Scene camera」では、Appleメガネを装着したユーザーに、「あたかもそこにいるような感覚」を提供するアイデアが記載されている。ユーザーが見ている環境に奥行きを持たせるため、ホログラム機能のように3Dオブジェクトを表示するなどして、仮想空間を移動しているような錯覚を与えるとも記されている。また、Appleメガネの表示は、ユーザーの動きに伴う3D環境に合わせて調整することが想定されているようだ。
TF Securitiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏の発売時期予想よれば、Appleメガネや複合現実(MR)ヘッドセット、拡張現実(AR)コンタクトレンズに関して、2022年までにヘルメットタイプのARおよび仮想現実(VR)対応ヘッドセット、2025年までにAppleメガネ、2030年から2040年にかけてコンタクトレンズタイプのARデバイスを発売する可能性があるとのことのようだ。
MRヘッドセットのプロトタイプの重さは、200グラム〜300グラムのようで、最終的に100グラム〜200グラムに収めるべく開発が進められているようで、このデバイスには、ソニー製のマイクロ有機EL(OLED)ディスプレイが搭載され、価格は約1,000ドル(約108,000円)になると、クオ氏は予想し、その製品化が楽しみだ。
【引用・参照】
https://iphone-mania.jp/news-356154/
https://iphone-mania.jp/news-352190/
https://appleinsider.com/articles/21/03/23/apple-glass-may-use-holograms-to-create-3d-virtual-objects
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
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