ヤマダホールディングスグループである 株式会社ヒノキヤグループ(本社:東京都千代田区 代表: 近藤昭 以下、ヒノキヤグループ)は、24 時間オート加湿システム『極楽加湿』に関する特許を 2 件取得したことを22年12月8日プレスリリースで公表した。
1件は、全館加湿空調システム(特許番号:特許第7171664号)で、全館空調システム「Z空調」と併用し、1フロアに加湿器本体1台で各部屋の加湿を可能にするもの。「極楽加湿」を搭載した二階建て住宅の実験では、真冬の乾燥した日でも各部屋の湿度は快適な室内湿度とされる40~60%を保つことが実証されたという。
もう1件は、加湿器(特許番号:特許第7150790号)。従来の家庭用加湿器は、水道から専用のタンクへ水を入れる給水作業が必要で、シーズンによっては1日に何度も行う必要があった。「極楽加湿」は、専用に開発した壁付けの給水コンセントに加湿器本体のホースをつなげ、スイッチを入れるだけで給水ができる。給水コンセントは給水量が約30~50ml/sと少量のため、万が一ホースが外れても水が勢いよく出ることはないという。加湿器本体の制御装置でタンク内に一定量の水が溜まると給水が止まるしくみになっている。
『極楽加湿』は壁付けの専用給水コンセントに加湿器をつなぎ、スイッチを入れるだけで給水されるため、面倒な給水作業の必要はいらない。また、室内の湿度を感知した自動運転で、こまめな操作も不要だ。一年中快適で経済的な新冷暖システム『Z 空調』と併用することで、基本的には 1 フロアにつき 1 台で家中を加湿することができる。『極楽加湿』を搭載した二階建て住宅の実験では、真冬の乾燥した日でも各部屋の湿度は快適な室内湿度といわれる40~60%を保ち、快適な空間が実現していることが実証されている。
また、『Z空調』は、ヒノキヤグループの連結子会社㈱日本 アクア(https://www.n-aqua.jp/)が提供する断熱材『アクアフォーム』で建物の断熱・気密を高め、空調をダイキン工業㈱、換気を協立エアテック㈱が担うことで実現した快適で経済的な全館空調。独自技術により従来の全館空調の導入コストを大幅に下回る販売価格と壁掛けルームエアコン同等の電気代を実現。
24時365日、家中どこでも快適な温度を維持することができるこのシステム、特許取得に続き、2017年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)も受賞している。
【オリジナル記事・引用元・参照】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000267.000082557.html
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
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