特許技術で消臭・除菌・ウイルス抑制を実現~セルフクリーニング機能カーテンが空気を清浄化


有限会社インテリアナガオカ(本社:滋賀県米原市、代表:細田弘)が製造・販売する、空気を清浄化する特許技術を施した「airpuric」加工の注目のカーテン。一般的に医療機関で多く見られる住宅には向かないパステルカラーの抗菌カーテンに比べ、「airpuric」は優れた抗菌防臭効果のある光触媒を様々な繊維に定着させる特許を取得した加工技術を施したカーテンとして好評だ。

滋賀県にある有限会社インテリアナガオカが滋賀県立大学工学部 准教授 秋山毅氏と生み出した高機能カーテン「airpuric」は、従来の光触媒と異なり、太陽光が直接当たらない室内でも優れた性能を半永久的に維持する。公的認証(SEK)取得済。

その特徴は、消臭作用*1で部屋の嫌な臭いを分解。また、抗菌作用*2があり、細菌類、塵埃または有機化合物質を除去しどんな素材(レースなど)にも適応となっている。
※1抑制の手段:光触媒 測定対象:トリメチルアミン、硫化水素、メチルメルカプタン、エチレン、アンモニア。 測定方法:検知管、またはマルチガスモニター
※2すべての菌を除菌するわけではない。自主基準による。

「タバコの臭いが気にならなくなった」
「カビが発生していた場所で発生しなくなった」
「臭いの浄化が早い」
「ウイルス抑制機能が安心」

コロナ禍の影響で、従来の冷暖房器具や加湿器に加えて空気清浄機を購入する家庭や事業者も増えているが、電力不足と電気代高騰が課題になりつつある中、経済面でも消費エネルギーの節約面でもエコに空気清浄が可能だと、この注目の加工カーテン、累計販売数が6,000枚を突破したことも22年11月24日公表している。

特許概要

【公開番号】特開2015-205177(P2015-205177A)
【公開日】平成27年11月19日(2015.11.19)
【発明の名称】カーテンおよびその製造方法
【出願人】 【氏名又は名称】有限会社インテリアナガオカ
【発明者】 【氏名】細田 弘

【要約】 【課題】本発明は、安心、安全または快適な住環境等の実現に役立つ真に清潔なカーテンを提供できるカーテンの製造方法を提供する。

【解決手段】本発明のカーテンの製造方法は、縫製されたカーテンに付着している害虫、細菌類(ウイルスを含む)、塵埃または有機化合物質を除く清浄化工程(滅菌加工工程)と、清浄化工程後のカーテンを清浄な状態のまま梱包する梱包工程と、を備えることを特徴とする。清浄化工程は、例えば、紫外線照射、加熱またはエアーブロー等である。さらに梱包工程前に、カーテンに対して抗菌作用または有機化合物質の分解作用を発揮する薬剤を付与させる薬剤付与工程を備えるとよい。薬剤は、光触媒、特に室内光でも機能する酸化タングステンを含むと好ましい。カーテンに噴霧した薬剤を乾燥させるために行う加熱工程は、カーテンを加熱しつつ波形状に成形する加熱成形工程で兼用する
ことができる。


【オリジナル記事・引用元・参照】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000107351.html


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