異なる企業間のSaaS(Software as a Service)をAPI連携する特許、アスタリストが取得

SaaSの連携によって業務の自動化を実現するエンタープライズiPaaS「ActRecipe」を提供するアスタリスト株式会社(本社:東京都港区、代表:池上大介、以下「アスタリスト」)は、異なる企業が利用するSaaS同士をWeb APIによって相互に連携する特許を取得したことを22年11月17日公表した。

ActRecipeではこれまでに、単一企業またはグループ会社内の各種SaaS(Software as a Service)やFinTechサービス間をWeb API等によって連携し、業務を自動化するご支援をしてきている。SaaS間連携のベストプラクティスを「レシピ」という業務フローパッケージにすることで、他社が利用する有益な業務フローを短期間かつ低コストで提供ができていたが、企業間のデータのやりとりにはメールやクラウドストレージやSaaS等と標準化や業務効率化が難しい課題が残っていた。

そこで、ActRecipeによって従来の企業内の連携に加えて企業間の連携もカバーし、End-to-Endの業務フローの自動化が可能な仕組みを開発、こんかい特許を取得。特許によってカバーされる範囲および連携イメージや特許の概要は以下のとおりとなる。

特許の概要

【特許番号】 特許第7165373号(P7165373)
【登録日】 令和4年10月26日特許査定済)
【発明の名称】 企業間データ連携システム、情報処理装置およびプログラム
【特許権者】 アスタリスト株式会社
【発明者】 池上大介

同社は異なる企業間を連携するレシピである「コラボレシピ(仮称)」の提供を2023年初頭に予定しており、従来の企業間連携を行うレシピは、ある程度の従業員規模のある企業様の課題解決を行うものが多かったが、コラボレシピは取引先の数が増えると生じる課題の解決に有効なため、小規模企業においても活用可能となっている。

なお、冒頭の「SaaS」(Software as a Service:「サース」または「サーズ」)とは、ソフトウェアを利用者(クライアント)側に導入するのではなく、提供者(サーバー)側で稼働しているソフトウェアを、インターネット等のネットワーク経由で、利用者がサービスとして利用する状況を指す。


【オリジナル記事・引用元・参照】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000032916.html

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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