TECH for Society(※)の実現を目指し、理系学生採用支援を行う株式会社テックオーシャン(本社:東京都千代田区、代表:長井裕樹)は、スカウトサービス「TECH OFFER」のマッチングコア技術である「大学研究室情報を援用した就職マッチングシステム」に関して2022年8月15日付けで特許を取得したと10月5日公表した。
TECH for Societyとは、学生をはじめ、あらゆる人々が身につけた「TECH(Technology&Technique)」が正しく評価され、TECHと人・企業・社会、TECH同士が最適な形でつながっている社会のこと。
これまでの人材マッチングシステムにおいては、求職者は自身の能力や技術・スキルに関して自分自身で文章を思い浮かべて自己表現を行う必要があった。
就職活動や転職活動を人生で何度も行わない人も多く、真っ白な用紙に自身の保有技術や自己PRを書くことは容易なことではない。また、大学の研究内容を記載する際に、行ってきた研究を十分な量の“技術キーワード”を含めて表現することが難しいため、企業の考える検索キーワードに合致せず出会いのロスが発生していた。
これらの課題を解決するべく、大学研究室情報を援用した就職マッチングシステム「TECH OFFER」の開発に至り、そのTECH OFFERの特色の一つである「研究室における研究活動に関する情報の援用による求人企業と求職者マッチング」というコア技術部分が特許となった。
この特許技術により、求職者(主に理系学生)は所属する大学研究室及び指導教員と自分自身を紐づけることで、研究室や指導教員に登録されている“技術キーワード”を就職マッチングに援用することができ、手間なく簡単に自身の技術背景や知識、スキルを表現できる。
また、上記の裏返しとして、求人企業はTECH OFFERに搭載の「国内最大級の研究室データベース」を活用することで自社の求める“技術キーワード”を有する大学研究室を洗い出し、効率的に対象となる研究室に所属する学生にスカウト型のアプローチを可能としている。
特許情報
発明の名称:人材マッチングシステム
特許番号:特許第7123308号
特許権者:株式会社テックオーシャン
発明者:【氏名】長井裕樹
TECH OFFERの利用企業数は現在300社。TECH OFFERでは、機械、電気電子、情報系、化学系、建築土木系などのサービス利用学生に対して、所属大学や学歴、出身都道府県、希望職種、技術スキル、性格特性等に応じて声掛け型の採用アプローチを自動で行えるほか、事業部ごとや事業所ごとにアカウントを持ち採用活動を展開することが可能となっている。
これを支えるのは日本全国の大学研究室及び大学教員約40,000人とそこに紐づく約100万件の技術キーワードを収集した国内最大規模のデータベース。例えば、工場の自動化などに役立つ”画像処理”、”画像認識”、”IoT”などのキーワードを設定することで、それぞれのキーワードを研究の中で取り扱っている大学研究室に自動アプローチができる仕組みとなっている。
理系学生の採用においては技術スキルや素養を評価してのアプローチが学生から求められる傾向が強く、TECH OFFERの活用により技術切り口などで自社の魅力を伝えて採用につなげることができたという評価が上がっている。
【オリジナル記事・引用元・参照】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000039682.html
https://techocean.co.jp/
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
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