Googleが、Pixel WatchやPixel Budsなどのウェアラブル端末向けの技術「スキンジェスチャーコントロール」の特許を取得したことを、オランダのテック系メディア「LETSGODIGITAL」が確認したとAPP BANKは22年3月7日伝えている。
Googleが新たに取得した特許は、ユーザーはイヤホンやスマートウォッチなどのウェアラブル端末を直接触るかわりに、自分の肌をタップしたりスワイプしたりすることで、端末を操作できる技術だ。
特許によると、ウェアラブル端末のセンサーは、ユーザーが肌を触って発生した「波」を感知。そして、その波が「センサーフュージョン」技術により、さまざまなセンサーから集められ、ウェアラブル端末に操作が反映されるというもの。
ユーザーは、肌を上下にスワイプすることや、強さや指を変えてタップすることで、電話の応答、音量調整、メディア再生などの操作を行うことができる。
完全ワイヤレスイヤホンの場合、耳の前をタッチしたり、こめかみをタップしたりすることで、スキンジェスチャーを行うことが可能だ。同様にスマートウォッチでは、手首や前腕、手の甲を使って操作することができる。
これらのデバイスは、機械学習を利用し、意図的なスキンジェスチャーとユーザーの自然な動きを区別するとのことが可能で、これにより、ユーザーは「頭をなでる、噛む、掻く、歩く、話す」などの動作を、ユーザー入力ジェスチャーとして誤検出されることがなくなる。
「LETSGODGITAL」はこの技術について、ソニーのLinkBudsも皮膚をタッチして操作する「Wide Area Tap」機能に対応していたことを挙げている。
Googleがこの技術を次期「Pixel Buds」や噂の「Pixel Watch」に実際に搭載するかどうかは未確認だが、技術的に困難ではないことは証明されているため、実装される可能性は十分にありそうだ。
【オリジナル記事・引用元・参照】
https://www.appbank.net/2022/03/07/technology/2204815.php
https://nl.letsgodigital.org/wearables-smartwatches/google-pixel-watch-pixel-buds/
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
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