リアリティー・スターで起業家のキム・カーダシアンの新しいスキンケアライン「SKKN BY KIM」が、すでに法廷闘争に直面しているとtvgrooveが22年7月1日伝えている。
キム・カーダシアンといえば、これまでコスメブランド、香水ブランド、下着ブランドで成功を収めてきた。そんなキムが先日、新たにスキンケアブランド「SKKN BY KIM」をローンチした。そんな中、「SKKN BY KIM」がすでにトラブルに巻き込まれているようだ。
ニューヨークの実業家でエステティシャンのシドニー・ランスフォードは、「SKKN」という名前について商標権侵害でキムを提訴した。これに、キムの弁護団は反撃に出ている。キム・カーダシアンの弁護士マイケル・ローズは、商標権侵害の訴えに対してこう反論している。
「この訴訟は商標法というよりも、カーダシアンさんの名前と評判を傷つけると脅して和解に持ち込もうとするものだと考えています。それはうまくいきませんし、私たちは法廷で私たちのケースを提示することを楽しみにしています」とE!Newsに声明を出している。
訴訟では、ランスフォードの会社である「Beauty Concepts」が、「少なくとも2018年8月からワシントンDCおよび、ニューヨーク州ニューヨークでSKKN+ブランドのもとで継続的に事業を展開している」と主張。
「『Beauty Concepts』は、あらゆる性別、人種、民族の顧客に積極的に広告を出し、マーケティングを行い、サービスを提供しようとし、あらゆる肌タイプのためのスキンケアを専門としています。注目すべきは、『Beauty Concepts』は黒人が経営する企業であり、そのサービスが、歴史的に美容業界で十分なサービスを受けられず、排除され、衰退してきた黒人女性やその他の有色人種の女性に特に役立つように努めています」と、主張している。
これに対しキムの弁護団は、「我々は、ランスフォードさんが中小企業のオーナーであり、彼女の夢に従っていることを称賛します。しかし、それは私たちが何かまちがったことをしたと不当に主張する権利を彼女に与えるものではありません」と回答している。
2021年3月28日、「Beauty Concepts」は米国特許商標庁にSKKN+デザインマークを商標登録する申請を行った。そして2日後の2021年3月30日、キムはスキンケア製品やさまざまな商品に「SKKN BY KIM」という言葉を使用できるように、複数の商標を申請した。彼女は7月に、スキンケア製品に使用する「SKKN」という言葉だけを商標登録するために申請した。
「昨年半ば、ランスフォードさんが経営するブルックリンのエステスタジオ、『Beauty Concepts』から手紙が届きました。その手紙の中で、『Beauty Concepts』は『SKKN+』からなるロゴの権利を所有すると主張し、そのロゴの商標保護を申請したところでした。私たちの知る限り、『Beauty Concepts』は『SKKN+』の名前で製品を販売していませんでした。『Beauty Concepts』は、SKKNという名前を消してほしいと頼んできました。もちろん、私たちはノーと答えました」とコメント。
また、「何度も『Beauty Concepts』に連絡を取り、共存のための賢明な道を探そうとしやした。ブルックリンで小さなエステティックビジネスを営んでいても、世界的なスキンケアラインを閉鎖する権利はないと指摘しました。私たちは何も悪いことをしていないので、自分の立場を貫きました」と、キムのブランドの名前をそのまま維持するつもりであると主張した。
シドニー・ランスフォードは、世間に自身の商品がキムのラインに由来するものであるという誤った認識をされるのではないかということを懸念しているという。その影響を考え、商標権侵害と不正競争、不法欺瞞行為と商習慣、民事共謀、コモンロー不当利得と逆混同で訴えている。この訴訟は、損害賠償額は未公表で、陪審員裁判を要求している。
【オリジナル記事・引用元・参照】
ttps://www.tvgroove.com/?p=95756
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
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