任天堂はNintendo Switch用ソフト「スプラトゥーン3」を、今年夏に発売することを発表済みだ。そんななか、同社がゲームのマップを分かりやすく、遊びやすくする特許を出願していることが明らかになったとPHILEWEBは22年4月21日伝えている。
今週初めに発見された特許は、プレイヤーがゲーム空間内を移動するときのミニマップを劇的に理解しやすくすることを目的としたものだ。ちょうどスプラトゥーン3の発売を数ヶ月先に控えており、しかも特許に添付されたマップのイメージが「スプラトゥーン」シリーズを彷彿させることから、この文書が期待の新作ゲームに深い関わりを持つと考えるのは自然なことだろう。
スプラトゥーンシリーズは、ペンキを飛ばすことで敵チームを攻撃し、より広い面積を塗りつぶして確保したり、あるいは「ガチホコ」を運んで相手ゴールにタッチダウンを決めたり、いずれにせよマップ全体を常に把握することがとても重要なゲームだ。自分がどう立ち回るかを考えるためにも「ミニマップをどう見るか」がプレイの半分といっても過言ではない。
本特許は、「ミニマップのアプローチは、プレイヤーが自分の位置だけでなく、マップ上の役に立つアイテムや他の重要エリアを理解しやすくすること」が目的だと明らかにしている。さらにカメラが「瞬間的な行動」に応じて「動的に」移動するとも書かれており、メイン画面でもプレイヤーの意志に応えるカメラシステムが意図されているようだ。
あらゆる特許と同じく、この出願も「任天堂が新作に採用する」ことを保証するものではない。とはいえ、スプラトゥーンシリーズは数年越しのベテラン選手が珍しくなくなっており、初心者には敷居が高くなっている感もある。3D空間でのペンキの飛ばし合いや怒濤の「塗り」に気圧されず、誰もが参加しやすい新たなゲームシステムを期待したいところだ。
今回の特許は、情報処理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な非一過性記憶媒体、情報処理方法、情報処理システム及び情報処理装置として、その【要約】は次の通りだ。
⇒所定の物体を含む第1の3次元仮想空間を第1の仮想カメラで撮像することにより、第1の画像が生成される。また、第1の3次元仮想空間に対応する3次元モデルにより形成されたマップオブジェクトを生成し、このマップオブジェクト上に所定のオブジェクトの位置を示すインジケータオブジェクトを配置する。そして、第2の仮想カメラにより地図オブジェクトを撮像することにより第2の画像が生成される。このとき、マップオブジェクト上に配置されたインジケータオブジェクトに関して、第2の仮想カメラから見たマップオブジェクトによって隠されていない部分と、マップオブジェクトによって隠されていない部分の表示態様が互いに異なるように、第2の画像を生成する。
【オリジナル記事・引用元・参照】
https://dime.jp/genre/1374568/
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
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