特許庁の「第6回 IP BASE AWARD」エントリー受付開始 – 知財に優れたスタートアップと支援者を募集

特許庁主催の知財アワード「第6回 IP BASE AWARD」のエントリー受付が2024年9月3日より開始されます。株式会社角川アスキー総合研究所が運営事務局として参加し、スタートアップに対する知財の普及啓発を目的としたこのアワードの推進に貢献します。2025年2月28日に「JID2025」の会場内でスタートアップ部門のファイナリストによるピッチ審査と授賞式が行われます。

「IP BASE AWARD」は、知財に関する取り組みが評価されたスタートアップとその支援者を表彰するアワードです。スタートアップ部門とスタートアップ支援者部門の2部門で構成され、各部門の受賞者が選考委員会の審査によって選ばれます。2024年度の第6回アワードでは、スタートアップ部門において事前審査で高評価を得た者がファイナリストとしてピッチ審査に参加し、各受賞者が決定されます。

応募は自薦および他薦の両方で受け付けられ、他薦の場合は各部門で最大3名(3社・団体)まで応募可能です。スタートアップ部門は、設立10年以内で戦略的に知財権を活用している未上場の企業が対象となり、支援者部門では弁理士、弁護士、VC、アクセラレーター、企業、研究機関、大学などが対象となります。

受賞者にはトロフィーが授与され、IP BASEのホームページやメールマガジンで独占記事が配信されるほか、受賞者がPR活動でIP BASE AWARDロゴを使用することも可能です。グランプリはスタートアップ部門1者、支援者部門では最大2者が受賞可能で、奨励賞は各部門で複数の受賞者が認められます。さらに、今年度から新設されたオーディエンス賞では、スタートアップ部門のファイナリストによるピッチ審査で会場の観覧者による投票を基に1者が選ばれます。

選考委員には、弁護士法人内田・鮫島法律事務所の鮫島正洋氏を委員長に、SBIインベストメントの加藤由紀子氏、株式会社IP Bridgeの藤木実氏、シグマ国際特許事務所の丹羽匡孝氏、グロービス・キャピタル・パートナーズの高宮慎一氏が名を連ねています。

IP BASE AWARDは、特許庁が知財功労賞の登竜門として位置づけており、多くのスタートアップ関係者に知財活動の取り組みを広く知ってもらう機会となります。詳細な応募方法や情報については、公式サイト(https://ipbase.go.jp/award/)をご覧ください。

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。