牡蠣の種苗生産・養殖、卸販売、オイスターバーの運営など牡蠣の6次産業化を展開する株式会社ゼネラル・オイスター(本社:東京都中央区、代表:吉田秀則)は、『8TH SEA OYSTER Bar 渋谷ヒカリエ店』を23年10月6日(金)にオープンすると、9月20日プレスリリースで公表した。
ゼネラル・オイスターグループは、「Everybody oyster」のビジョンのもと、レストランを経営する直営店舗事業と、安全性の高い牡蠣を安定供給する卸売事業、安全性の原点となる種苗・養殖事業、牡蠣加工事業を展開している。また、牡蠣ビジネスの6次産業化を確立し、一貫して安全性の高い高品質の牡蠣を提供している。
一般的に牡蠣の浄化には紫外線殺菌した海水が用いられるが、同社は、海洋深層水の清浄性に着目。全国から仕入れた牡蠣を富山湾から汲み上げた海洋深層水で48時間以上かけ流しで浄化(特許技術)し、年間約600万個以上販売している。
さらに、2014年から沖縄県久米島で研究を進めていた、海洋深層水を使った牡蠣の完全陸上養殖に23年夏、世界で初めて成功※1し、ノロウイルスフリーの”あたらないカキ※2『エイスシーオイスター2.0』が誕生した。
※1 海洋深層水を活用した牡蠣の完全陸上養殖、及び、完全陸上養殖によって成貝まで生育したことが世界初。
※2 “あたらないカキ”とは、人に害を与えるウイルス、細菌類、貝毒などの病因を含まない海洋深層水を使用した、完全陸上養殖の環境下で生育された牡蠣で、喫食者の体調・免疫反応による体調変化は除外。外部検査機関におけるノロウイルス検査実施済み。
安心・安全なカキの畜養方法特許の概要
【特許番号】特許第6240037号(P6240037)
【登録日】平成29年11月10日(2017.11.10)
【発明の名称】カキの蓄養方法
【特許権者】 【氏名又は名称】株式会社ゼネラル・オイスター
【発明者】 【氏名】鷲足 恭子
【要約】 【課題】ウイルスや細菌汚染の心配がなく、安全性が高く、しかも鮮度がよく栄養価が高い高品質なカキを提供することを目的とする。
【解決手段】海洋深層水を用いてカキを畜養する方法であって、水槽中のカキに対し、海水温8~18℃で、12~72時間、海洋深層水をかけ流して畜養を行うカキの畜養方法である。
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
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