令和5年度、全国の学生を対象にした特許および意匠のコンテストが今年も開幕します。この「特許・意匠コンテスト」は、高校生から大学生、高等専門学校生を対象に、彼らが独自に考案した発明やデザインを評価し、最も優れたアイディアを選出するものです。
受賞すると、何とその発明やデザインが特許・意匠の申請対象となり、申請手続きやそれに伴う費用はすべて主催者がサポート。さらに、専門家である弁理士のアドバイスの下、申請書類の作成から特許庁への提出までを手助けしてもらえます。
今年のコンテストの応募は、6月26日(月)からスタート。さらに、この夏休みには特別企画として、発明やデザインの考案から、申請書類の完成までの過程を実際に体験できるワークショップが開催される予定です。この「発明体験ワークショップ」と「創作体験ワークショップ」は、参加費無料。全国4都市での実施となりますが、安全対策を考慮し、対面とオンラインの二つの方法で開催されるとのこと。
これは、学生たちにとっては、実際の特許・意匠の申請プロセスを学ぶ絶好の機会。さらに、自らのアイディアやデザインが社会に認められるチャンスでもあります。学生たちの創造性や独自性を発掘し、それを社会に役立てるこのコンテスト。今年も多くの新しいアイディアやデザインが生まれることが期待されています。
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
関連記事
- 半導体製造装置業界の特許資産ランキング2024発表!東京エレクトロンが首位
- 14歳の発明から世界へ!日本初の自動洗卵機を生んだ津山発の技術
- すしざんまいの逆転敗訴が示す国際商標権の課題
- 「リンダキューブ」知的財産権の譲渡と新展開のお知らせ
- 任天堂、スマホをコントローラー化する特許出願 次世代機での活用に期待
- 「JavaScript」商標の行方は?Denoがオラクルの商標登録取り消しを申請
- SUPER EIGHT」商標登録拒絶の背景と繰り返される承諾問題
- 新潟発のフードテック!特許技術「米マヨネーズ」
- 韓国、中国の「特許ただ乗り」に対抗 バッテリー特許戦争の幕開け
- パテントトロールに反撃!特許の無効化を目指すオープンソース界