Peach Aviation 株式会社(以下:Peach、代表取締役 CEO:森 健明)と、朝日放送テレビ株式会社 (以下:ABC テレビ、代表取締役社長:山本 晋也)およびティアック株式会社(以下:ティアック、代表取締役 社長:英 裕治)は、機内で動画コンテンツやフライトマップ、機内販売のセルフオーダーサービスなどを提供する「機内デジタルサービス」を共同開発し、2021年3 月 9 日(火)よりサービスを開始したと発表した。
本サービスは、乗客の持つスマートフォンやタブレット端末から、ドラマやバラエティ、アニメなどの動画コンテンツを機内で楽しめるとともに、さらに上空から現在位置を確認できるフライトマップなど、時間のある機内だからこそのコンテンツを充実させている。今後、 Peach とABC テレビは業界の垣根を超え、航空会社とテレビ局、それぞれの視点から、就航地の魅力を発信するオリジナル動画などのコンテンツも制作していくとしている。
今回の機内デジタルサービスの提供に際して、Peach とティアックは航空会社と音響機器メーカーそれぞれのノウハウを最大限活用し、日本で製造された高品質なインフライトサーバーを開発し、導入。このサーバーの特徴のひとつが、独自の技術により衛星によるインターネット回線を使用することなく、 オフラインの状態でもクレジットカード決済を可能としている。
この技術、セキュリティが確保されることはもちろん、 従来のようなインターネットを使用しないため、大幅なコストマネジメントにも成功している。Peachでは、この決済技術については現在、特許の出願(特開 2020-181534)をしている。
さらに、この技術を用いて、 乗客が機内で客室乗務員を呼ぶことなく、自身の端末から機内販売の商品確認、注文から決済まで行うことができるセルフオーダーサービスを導入。これにより、気軽に機内販売品の購入が可能となる「非接触型の機内サービス」を実現している。
今回導入されたポータブルストリーミングサーバー Porta StreamTM PS-V50は、機内WIFIサービスをより手軽に短期間で実現可能なサーバーで、機内に置くだけで乗客自身のスマートフォンやタブレット端末に映像コンテンツやフライトマップなどのサービスを配信可能にしたポータブルサーバーである。
【引用・参照】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000256.000021574.html
https://corporate.flypeach.com/cms/wp-content/uploads/2021/03/210309-Press-Release-J.pdf