Apple製品に囲まれる生活をさらに素敵なものにしようと、Appleが特定のジェスチャーで複数デバイスの動作をコントロールするための特許を申請したと、23年3月10日iPhoen Maniaが伝えている。
時計はApple Watch、動画編集のためにMac、スピーカーもHomePodにしよう――気づけば身の回りがApple製品だらけになっているiPhoneユーザーも少なくないのでは。独自規格や仕様に批判の声もあるが、デバイスやサービスがスムーズに連携するため、Appleが作り上げるエコシステムがとても魅力的に映るのは確かだ。
そんなエコシステムの魅力を後押しするかのような特許を、Appleが新たに申請した。「マルチデバイス・ジェスチャーコントロール」と題された特許では、腕を振って周囲のデバイスをすべて停止する技術が事細かに説明されている。
同じネットワーク上で連携することにより、特定のジェスチャーを検出した一つのデバイスが、複数の他のデバイスを制御できるようになる仕組みが実現すれば、Apple Watchをつけた腕を振るだけで、Macの電源を落としHomePodから流れる音楽を一時停止できるというわけだ。
デバイスを一斉に停止するだけではない。Appleは「異なるデバイスのそれぞれ異なる機能をコントロールするための単一ジェスチャー」についても言及して、デバイスごとに異なる動作も可能なようだ。
もちろん実現させるには、「最初のデバイス」がどのようにしてジェスチャーを正しく検知するのかという技術的な問題を解決する必要がある。特許では画像センサーのほか、加速度計、ジャイロスコープなどが想定されているようだ。
実際にこの機能をユーザーがいつ頃使えるようになるのかは、現時点ではAppleにしか分からない。しかし、2015年にも似た特許(3Dマッピングでジェスチャーを特定)を申請していることから、突然降って湧いた計画というわけではなさそうだ。
帰宅してApple Watchをつけた手を上げると、HomePodから曲が流れ、Macが起動し、スマートブラインド(直接ストラップに触れなくともブラインドを上下できるIoT)が閉じる日はそう遠くないのではなかろうか。
【オリジナル記事・引用元・参照】
https://iphone-mania.jp/news-527744/
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
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