一件の訴訟からより安全で機能的な“フタ”に進化!スターバックスの“フタ”には多くの特許

一件の訴訟からより安全で機能的な“フタ”に進化!スターバックスの“フタ”には多くの特許


スターバックスやマクドナルドのコーヒーの類では、ほとんどの場合「プラスティック製の使い捨てフタ付き」で出てくる。当たり前のこの仕様は、もちろん(熱い)液体がこぼれないようにするため。店頭で受け渡しをするとき、事業者が一番避けたいことが、これなのです。1970年代からこのフタ(業界用語でリッドという)はジワジワ進歩を遂げ、バルブ式の飲み口がついたものなどが生まれた。

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そういった発明を大きく後押ししたのが、1992年のステラ・リーバック(Stella Liebeck)による訴訟だった。マクドナルドのドライブスルーでコーヒーを買った彼女(当時79歳)は、コーヒーのフタを開け損ねて膝にコーヒーをこぼし、対処の遅れなどもあって重度のヤケドを負う。彼女は賠償額(20万ドル)の支払いを求めてマクドナルドを訴え、勝訴した。陪審員たちの心証を損ねたマクドナルドに課された賠償額は、懲罰的損害賠償額も含めて、なんと270万ドルだった。

それを受けてまず改良されたのは注意書きです。リッドには大きく「Caution(注意)」「May Be Hot(きっと熱いよ)」などと書かれるようになり、ガレージ起業家たちが「より開けやすく(でも勝手には開かない)」「より飲みやすく(でも熱すぎない)」「より安全な(ヤケドしない)」プラスティック・リッドの発明・開発に挑み、多くの特許が取得された。その中で覇権を握ったのは、老舗ブランドである「SOLO」のSOLO TRAVELERでした。

SOLO TRAVELERは、スターバックスを初めとした、多くのコーヒーチェーン店、ファーストフード店で採用され、そしてこれまで、数々の改良が重ねられてきた。

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スターバックス・ラテのホットなどに添えられるリッドは今、様々な工夫が見て取れる。このトラベラー・リブはSOLOの知財(知的財産)の塊で、上記はこのリッドの原形となったものの特許図とさまざまな工夫の内容です。(米国特許 第4589569号)。

ところで、安全性や飲みやすさはいいとして、香りについては、カップにフタをしてしまうことで、当然、抑制されるが、でも、スターバックスの日本の広報担当者曰く、味は良くなるとか。

ラテやカプチーノの場合、エスプレッソの上にスチームミルクを入れるが、フタを外して飲むと、混ざり合わずに一気に出てしまう、従って、上のスチームミルクと下のエスプレッソがバランスよく出て本来の美味しさが楽しめるために、フタをして穴から飲むことが推奨されているとのこと。

しかしながら、こうしたアイデア(特許)は持ち運ぶ為のもので、私見だが、コーヒーは持ち運ばないでその場で“フタ”を外し香りを楽しみながら飲むのがいちばんだ。

【引用・参照】
https://www.careerinq.com/blog/mitani/2015/02/121.shtml
https://yuukivp.com/nomado/3888/
https://patents.google.com/patent/US4589569


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