「サイズが自在に変わるポケット」×「ディスプレイ型収納」~新形態「多層バンドポケット」として特許取得

建築設計の知見から生活の「あったらいいな」を提供するRAHKアソシエイツ一級建築士事務所(所在地:東京都江東区 代表:北 良一郎)は、コロナ禍でのノマドワークをきっかけに、バッグの3大不満に着目、これまでにない「サイズが自在に変わるポケット」と「ディスプレイ型収納」を開発し、昨年6月「多層バンドポケット」として特許(第7113402号)を取得したと、23年2月7日プレスリリースで公表した。

新形態バッグインバッグ「マルチラ」は持ちモノの整理と視認性をスタイリッシュに両立したボード型バッグインバッグで、バッグの「あれ?どこいった?」「ああ!入らない!」「小分けが足りない!」という3大不満を一気に解決している。入れたモノすべてがどこにあるか一目瞭然の、ディスプレイ型収納。デスク上での小面積で自立し、散乱しがちなガジェット・文具・雑貨類をすっきり整理。

同事務所ではバッグ機能に関するネット上の評価を集計し、入れた物を探す手間、入れたいモノとポケットサイズのくい違い、小分けスペースの少なさ、に多くの不満があり、その原因が、ポケットサイズが調整できないことと、物を入れた後の視認性が乏しいことにあると着目した。

マルチラは、収縮バンド9枚をずらし重ね、その間からモノを入れる収納スペースを作り、それを縦に仕切って区分する構造で縦仕切りが移動できるので、PC・タブレット端末から安全ピンまで、多様な収納物に合わせて幅と深さを自在に調整できるポケットを実現した。この自在ポケットは8層3分割、合計24個を設けられている。

また、バンドの収縮力と本体表面の摩擦力を組み合わせて、バンドの間に入れた収納物がその位置に保持できる仕組みを作考案。バンドから収納物の一部を出して入れるとその状態で逆さにしてもホールドされるため、入れた物のすべてがどこにあるか一目瞭然に分かるディスプレイ型収納を実現した。

さらに、限られたワークスペースを効果的に利用するため、マルチラの裏側にスタンドプレートが設けられている。このプレートを引き出して自立させると、デスクやテーブル上のわずかな面積で多様なツールを立体的にディスプレイできる。

マルチラの外寸法は、バッグや一般的なバッグインバッグに入るように敢えてやや小さめサイズなので、バッグだけでなく現在使用中のバッグインバッグと併用すると、より緻密なポケットの使い分けができる。

【特許番号】 特許第7113402号(P7113402)
【登録日】 令和4年7月28日(2022.7.28)
【発明の名称】 多層バンドポケット
【特許権者】 【氏名又は名称】北里 良一郎
【発明者】 【氏名】北里 良一郎
【要約】 【課題】収納スペースを自由に変更でき、さまざまな大きさとさまざまな形態の物品を同時に収納できるポケットを提供する。
【解決手段】板状の基板に、該基板の幅にほぼ等しいの長さの平テープ状ゴムバンドを複数重ね、上になるゴムバンドの長辺上端がすぐ下のゴムバンドの長辺下端の上になる位置にズラして重ねて連続させたゴムバンド積層体を、該ゴムバンド積層体の左右両端と最下端だけ、又は左右両端だけを固定した多層バンドポケット。


【オリジナル記事・引用元・参照】
https://www.atpress.ne.jp/news/340260

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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