特許内容の解説
インターネットの通信媒体で接続された車両と携帯端末、およびサーバ又は車両内情報処理装置により構成されたシステムで、インターネットの通信媒体を用いてサーバ又は車両内情報処理装置に送られた携帯端末のGPS位置情報と端末識別番号(ID)およびインターネット又は直接接続リンクで結ばれた車両から送られたGPS位置情報と車両識別番号(ID)を用いて、携帯端末と車両があらかじめ設定した一定距離基準値内に近づいた場合に、サーバ又は車両内情報処理装置からドアを開ける指示をインターネットの通信媒体、又は直接接続リンクを通して車両へ送り、その指示に基づいてドアを開けるシステムであり、さらに、GPS位置情報により、利用者が車両内に入った場合や車両から離れたことを判断し、サーバ又は車両内情報処理装置から車両にドアを閉める指示を送り、ドアを自動で閉めるシステム。
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出願番号 | 特願2017-131503 |
出願日 | 2017/6/19 |
出願人 | 佐藤 順 |
公開番号 | 特開2019-002262 |
公開日 | 2019/1/10 |
登録番号 | 特許第6710857号 |
特許権者 | 佐藤 順 |
発明の名称 | 携帯端末等の位置情報と連動した車両等のシステム |
技術分野 | 土木・建築、情報・通信、輸送 |
機能 | 制御・ソフトウェア |
適用製品 | 携帯端末と連動した車両等のシステム |
目的 | 車両等と利用者の持つ携帯端末の位置情報等を連動させて、車両等の乗り降りを円滑にする。 |
効果 | 利用者は携帯端末等やコントローラの操作が不要となる。また、これにより、ICカードやクレジットカード、現金払いによる切符が不要となる。 |
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近い将来実用化されるであろう無人タクシーに対して実装されると非常に便利な発明だと思いました。GPS位置情報と、ユーザーと車両との距離を元に認証を行うとのことなので、狭い空間で車両とユーザーとが上下に重なるような立体駐車場で、どの程度の精度が出せるのか、興味深いところです。