プロパティエージェント株式会社の子会社DXYZ(ディクシーズ)株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中西 聖)は、宅配便利用者のさらなる宅配受け取りの利便性向上に向けた取組みとして、オートロックマンションにおいて、安心な自宅前などの“置き配”を可能とする顔認証を活用した機能に関して、特許を取得したことを2021年3月2日リリースした。
DXYZでは、コロナ禍により、一層ニーズが高まっているネット通販と、受け取りニーズの多様化及び再配達問題を背景に、“置き配”での受け取りによる課題解決が急務と考え、また、“置き配”での受け取りを希望しても、宅配BOXが設置されていない、もしくは、宅配BOXの数に限りがあるなどの課題があり、また、集合住宅ではオートロックがあるため、自宅前への“置き配”がそもそも出来ない等の課題もあった。
さらに、“置き配”を可能とするにあたっては、かねてよりセキュリティの観点から不安の声も多かったが、今回取得した特許を活用した機能により、DXYZが提供するサービスFreeiD (フリード) と配送会社とのシステムとを連動し、顔認証によるオートロックの解錠が可能となり、オートロックマンションでの“置き配”受け取りニーズにより安全で利便性高く応えることができるようになった。
具体的には、エントランスのオートロック解錠に必要な宅配配達員の顔情報及び配達営業時間等が予め登録され、配達エリア内のマンションに指定された配達員が配達に来た際、登録済みのマンションに入館ができ、安全に“置き配”が出来るようになるというもの。
この“置き配”に関する顔認証技術関連はすでに特許取得(特許第6829789号)され、社会な問題である再配達問題解消に向け、配送会社との連携が始まっている。
【引用・参照】
https://global-assets.irdirect.jp/pdf/tdnet/batch/140120210302472051.pdf
https://dxyz.co.jp/news/post-291/
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/p0200
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000018.000021233&g=prt
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
関連記事
- 2022年度 「精密機器業界 特許資産規模ランキング」~ 1位はキヤノン、2位リコー、3位セイコーエプソン
- ライブなどで観客が飛び跳ねる振動を柔らかく~重たい梁で「縦ノリ」対策、日建設計が特許取得
- 法律の専門家とAI技術で難しい特許出願が簡単に! 新サービス『みんなの特許』が開始される。
- 東工大発ベンチャー、ノートPCでも稼働の日本発高機能AI~国内外で特許取得し気候変動や労働力不足に挑む
- 特許取得のBLDCモーターで軽量なのに大風量~軽量でプラス&マイナスイオンが髪を乾かすたびにツヤ髪
- Apple、iPadをスマートハブとして活用か?〜機能を拡張可能なモジュラー式カバーの特許取得
- GCC(湾岸協力会議)特許庁が2023年1月から特許出願の受け付けと審査を再開
- Apple Pencil(第3世代)、色や質感を読み取るための光学センサーをペンに内蔵か~特許申請
- CRM連携、音声感情認識、トピック判定と対話要約~レブコム、音声解析AI電話に関する特許を3件取得
- ヘッドホンに代わるかも~Apple、スマートアイマスク「Sleep Mask」開発も、新たなデバイスで特許取得