メルカリ、出品する商品の適切な写真撮影を特許発明でアシスト

いまや誰でも手軽にネットフリマやネットオークションなどに商品を出品し、販売することが身近なっている。その場合、出品する画像をユーザ自身が撮影してアップロードすることになり、ユーザが保有する携帯端末で手軽に適切な写真画像を取得したいというニーズがある。

そこでメルカリではこの【課題】を、ユーザが保有する携帯端末等で商品出品のための写真撮影をする際に、撮影アシストのための撮影ガイド情報を出力し、かつ、複数回撮影する場合に、前回のガイド情報及び当該撮影ガイド情報に対応する撮影画像をふまえて次の撮影ガイド情報を出力することができる、商品出品支援システム、商品出品支援プログラム及び商品出品支援方法を提供する。とし、その課題解決を特許取得している。【特許番号】6315636

そのニーズは、購入者が商品を購入したいと思うような適切な写真画像を取りたいというニーズで、しかし、従来技術ではユーザ本人の観点で撮影するしかなく、適切な写真画像をとることが難しいという課題があった。

それをサポートするのがメルカリのこの発明(商品出品支援システム)。出品する商品のカテゴリをユーザが選択すると、そのカテゴリに応じて写真撮影をアシストする撮影ガイド情報を出力することができる。

撮影ガイド情報というのは、例えば、ハンドバッグの商品であれば、正面から撮影しましょう、底面から撮影しましょう、傷や痛みを大きく撮影しましょうというような案内情報だ。

また、出品する商品の商品情報をユーザが入力すると、その項目数をカウントし、カウントされた項目数に応じて、出品対象の商品の販売金額の候補(または査定額)を出力する。
このようにすることで、ユーザは、販売する商品の適切な写真画像をとって提供することができ、また、販売金額を認識しながら写真を登録し、最終的に商品を安心して出品することができるサポートシステムになっている。

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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