Issin、特許取得の体重測定できるバスマット「スマートバスマット」に健康習慣が楽しく身につく新機能を追加


家族のカラダとココロの健康維持・増進をテクノロジーで実現する、東京大学発ヘルスケアスタートアップのissin株式会社 (本社:東京都文京区 代表:程 涛、読み:イッシン)は、体重測定できるバスマット「スマートバスマット」に、健康習慣が楽しく身につく新機能「4週間チャレンジ」を追加したことを、24年3月7日プレスリリースで公表した。

追加された新機能の「4週間チャレンジ」は、日常的な体重測定や5分間の運動、腹八分目の食事といった健康アクションの習慣を、スマートバスマットを使用し始めてから4週間で楽しく身につけられるとしている機能。

本機能は、スマートバスマット専用アプリから利用することができ、ユーザーはアプリ上でパーソナル伴走ヘルスケアAIキャラクター「ウェリーくん」から、ライフスタイルなどを考慮した個人ごとに最適な健康アクションの提案を受け、実行する。

ユーザーは、健康アクションを実行した際に、スマートバスマット等のデバイスによる自動記録や、ユーザー自身による手動記録を行う。1週間に2回ペースの健康アクションを4週間継続すると、issinの製品がお得に購入できる特別クーポンや、健康習慣に役立つ様々な特典を獲得することができるというもの。

特許取得の体重測定できるバスマット「スマートバスマット」は、発売以来ユーザー数が35,000人を超えて成長を続け、ユーザーの体重測定継続率は9割を超えている。また、ユーザーアンケートでは、98%の方が「 スマートバスマットを購入してから、体重測定が習慣化できた」と回答し、他にも多くのユーザーから「初めて体重管理を続けることができた」「生活の一部としてバスマットに乗るだけで、自然に食事習慣が変わった」といった声が寄せられ、スマートバスマットが体重管理だけではなく、生活習慣や健康意識までも変えていることが明らかになっている。

この成果を受け、より多くのユーザーが「日常的な体重測定による生活習慣の好循環」を実感できるよう、新機能「4週間チャレンジ」の開発・実装に至ったとしている。従来の多くの体重計とは異なり、ニーズに応える形で機能追加・アップデートを繰り返し行っている点が特徴で、目的やライフステージに合わせた6つの体重管理モードや、家族間のプライバシーにも配慮した共有機能が実装されている。

さらに、「AI体重未来予測」機能により、ユーザーのデータをAIが解析し、未来の体重変化の傾向を先読みし予測。この機能によって、ダイエットのモチベーション向上や、ダイエット後のリバウンド防止、高齢者のフレイル予防にも繋がるとしている。

特許概要

【特許番号】特許第7393078号(P7393078)
【登録日】令和5年11月28日(2023.11.28)
【発明の名称】バスマットを載置可能な健康機器およびバスマットと健康機器とを備える健康機器セット
【特許権者】 【氏名又は名称】issin株式会社
【発明者】 【氏名】程 涛

【要約】 バスマット(10)は、吸水性能を有しており、また、非導電領域(15)によって互いに絶縁されている4つの導電領域(11,12,13,14)を有する。バスマット(10)では、4つの導電領域(11,12,13,14)は、バスマット(10)の表面において、それぞれ、ユーザーの右足もしくは左足の足裏のつま先側もしくはかかと側に接触可能であり、4つの導電領域(11,12,13,14)は、バスマット(10)の裏面において露出する。


Latest Posts 新着記事

村田製作所、“特許力”で世界を制す 年々強化される知財戦略の全貌

電子部品業界において、グローバルで確固たる地位を築く日本企業・村田製作所。同社はスマートフォン、自動車、通信インフラなど、あらゆる先端分野で不可欠な部品を供給し続けているが、その競争優位性の核心には、他社を圧倒する「特許力」がある。 村田製作所の特許出願数は、国内外で年々増加しており、特許庁が公表する「特許資産規模ランキング」においても常に上位を占める。2020年代以降、その特許戦略はさらに洗練さ...

トヨタ・中国勢が躍進 2024年特許登録トップ10に見る技術覇権の行方

2024年における日本企業の特許登録件数ランキングが、特許庁公表の「特許行政年次報告書2025年版」により明らかになりました。その結果、国内企業上位10社には、自動車関連企業が3社名を連ね、さらに中国企業の技術力と知財戦略の成長が際立つ結果となりました。本稿では、トップ10企業の顔ぶれを振り返るとともに、自動車関連企業の動向、中国勢の勢い、そして今後の展望について解説します。 ■ ランキング概要:...

メルク、英ベローナを100億ドルで買収 キイトルーダ後を見据えCOPD新薬を強化

米製薬大手メルク(Merck & Co.、日本ではMSDとしても知られる)は、英国バイオ医薬品企業ベローナ・ファーマ(Verona Pharma)を約100億ドル(1兆4,700億円)で買収することで基本合意に至りました。買収金額は現地株式の米国預託株式(ADS)1株あたり107ドルで、これは直近の株価に対して約23%のプレミアムを上乗せした水準です。 背景:キイトルーダの特許切れと「ペイ...

知財覇権争い激化 中国企業が日本の次世代技術を標的に

中国企業、日本で次世代技術の知財攻勢強化 特許登録が急増 日本における次世代技術分野で、中国企業による特許登録件数が急増している。AI(人工知能)、量子技術、電気自動車(EV)、通信(6G)といった先端分野での出願が目立ち、知的財産権を活用したグローバル戦略の一環とみられる。中国勢の台頭により、日本国内企業の技術優位性や将来的な事業展開に影響を及ぼす可能性があるとして、専門家や政策当局も注視してい...

「aiwa pen」誕生!端末を選ばない次世代タッチペン登場

株式会社アイワ(aiwa)は、ワコム株式会社が開発した先進的なAES(Active Electrostatic)方式の特許技術を搭載した新製品「aiwa pen(アイワペン)」を、2025年7月3日より全国の家電量販店およびオンラインショップにて販売開始したと発表しました。マルチプロトコル対応によって、Windows・Android・Chromebookなど様々な端末での利用を可能にし、使う端末を...

完全養殖ウナギ、商用化へ前進 水研機構とヤンマーが量産技術を特許化

絶滅危惧種に指定されているニホンウナギの持続的な利用に向けた大きな一歩となる「完全養殖」技術の量産化が、いよいよ現実味を帯びてきた。国の研究機関である水産研究・教育機構(以下、水研機構)と、産業機械メーカーのヤンマーホールディングス(以下、ヤンマー)が共同で開発を進めてきたウナギの完全養殖技術について、両者が関連する特許を取得したことが明らかになった。 これにより、これまで不可能とされていたウナギ...

ミライズ英会話、AI活用の語学教材生成技術で特許取得 EdTech革新が加速

英会話スクール「ミライズ英会話」(運営:株式会社ミライズ、東京都渋谷区)は、AIを活用した「完全パーソナライズ語学教材自動生成技術」に関する特許を、2025年5月に日本国内で正式に取得したと発表した。この技術は、学習者一人ひとりの語学レベルや目的、学習傾向に応じて最適な学習教材をリアルタイムで生成・更新するという、従来にない革新的な仕組みである。 本技術の特許取得により、語学教育における個別最適化...

トランスGG、創薬支援で前進 エクソンヒト化マウスの特許が成立

株式会社トランスジェニック(以下、トランスGG)は、2025年6月、日本国内において「エクソンヒト化マウス」に関する特許が正式に成立したと発表した。本特許は、ヒト疾患の分子機構解析や創薬における薬効評価、毒性試験など、幅広い分野で活用が期待される次世代モデル動物に関するものであり、今後の創薬研究において大きなインパクトを与えるものとなる。 ■ エクソンヒト化マウスとは エクソンヒト化マウスは、マウ...

View more


Summary サマリー

View more

Ranking
Report
ランキングレポート

中小企業 知財活用収益ランキング

冒頭の抜粋文章がここに2〜3行程度でここにはいります鶏卵産業用機械を製造する共和機械株式会社は、1959年に日本初の自動洗卵機を開発した会社です。国内外の顧客に向き合い、技術革新を重ね、現在では21か国でその技術が活用されていますり立ちと成功の秘訣を伺いました...

View more



タグ

Popular
Posts
人気記事


Glossary 用語集

一覧を見る