ソーシャルインパクト・リサーチ、AIで有望な特許を判別、投資~AI知財特許インパクトファンド1号をスタート。

知財特許ファンドへの投資は、企業のイノベーション活動を加速させる効果があり、ファンドが所有する特許や技術を活用することで、企業は新たな製品やサービスの開発を促進し、成果を最大化することができるとし、株式会社ソーシャルインパクト・リサーチ(本社:東京都新宿区 代表:熊澤拓)はAI知財特許インパクト投資ファンド1号をスタートした。

このAI知財特許インパクト投資ファンド1号は、生成Aを用いて特許の競合性と特許がもたらす潜在的な経済価値を算出し、有望な特許を判別して投資するサービスで、投資対象は特許申請費用・特許維持費用、特許権利への投資、特許訴訟費用になり、最大、特許権利からのロイヤリティの50%を得ることができるとしている。

特許への投資と企業への投資の比較

このように特許への投資と特許を保有する企業への投資は異なるリスクとリターンのプロファイルを持ち、同社では、投資家は自身の投資目標やリスク許容度に合わせて、適切な投資戦略を選択する必要があるとしている。

今回の投資対象

今回の投資対象として、LED光源を使用して藻の成長を100倍にする関連特許に投資。

現状の課題

藻はクリーンなエネルギーとして注目されているが、量産が難しいという課題があり、この特許によってこの解決される。市場の規模に関しては、2028年には920億円に達すると予測されている。

解決策

藻の生育を最大100倍にする関連特許への投資インパクト

・効率性:太陽光の代わりにLEDからの光を利用。LEDの発光効率は高く、また量子ドット技術の利用によりその光を藻にとって必要な波長にみに変換し効率の良い発光光を得ることができる。

・CO2の吸収: 藻の成長によって大気中のCO2を吸収し、環境に良い影響を与える。
クリーンなエネルギー源: 藻の成長によって生成されるバイオマスは、クリーンなエネルギー源として利用できる。

・天候に左右されない: LED光源を使用することで、天候に左右されずに藻の成長を制御できる。

・電力効率の高さ:都市部の高層ビルの排水によるエネルギーが電力として利用できるので、夜間の電力の利用により電力利用の効率をあげることができる。

・関連市場、応用可能性:医薬品、食品、美容、健康の事業も生み出せるポテンシャル。

このように、23年12月5日、同社はプレスリリースで公表している。

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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