![](https://vision00.jp/wp-content/uploads/2023/08/l_ts0153_giraffenap02.jpg)
新たなブレークスルーとして、広葉樹合板株式会社が立ち寝ができる仮眠ボックス「ジラフナップ」を公開。この新製品は、2024年1月に販売を予定しており、仕事中の一息つきたい時、短時間で効果的にリフレッシュを図ることができる。
「ジラフナップ」のコンセプトは、労働者の眠気や疲労を20分以内で和らげること。疲れの軽減や、記憶、集中力、そして創造性の向上に寄与すると言われている。
最近の研究によると、短時間の立ち仮眠も十分な効果が期待できる。北海道大学と台湾の国立成功大学の共同調査によれば、立ち姿勢の仮眠でも、軽い寝息の段階に達することが可能で、30分以上の睡眠も十分に取得できることが実証されている。このような短時間の仮眠は、深い睡眠になりすぎることなく、すぐに活動に戻ることができる大きなメリットがある。
「ジラフナップ」の開発背景には、イトーキが持つ「人体収納用構造体及び睡眠用筐体」の特許技術がある。この技術とのライセンス契約を通じて、「ジラフナップ」の開発が進行した。特に、日本の労働者の睡眠不足を解消するためのアイディアとして、NASAの研究により仮眠がパイロットのパフォーマンスを向上させることが判明し、その結果としてこの製品が誕生した。
「ジラフナップ」の特徴的な部分はそのコンパクトなデザイン。頭、お尻、すね、足裏の4カ所を固定することで、リラックスした立ち姿勢が維持できるとされている。そのサイズは、公衆電話ボックスの半分程度で、狭いオフィス空間でも導入が可能。
この夏、原宿の「ネスカフェ 睡眠カフェ」にて、体験ができる機会も設けられるとのこと。仕事中の短いリフレッシュのための新たな解決策として、多くの労働者から注目されることが期待される。
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
関連記事
- UDエスカレーター、京王線新宿駅に視認性・利便性を向上させる特許デザインの「ゆうどうマーク」を配置
- Tsunagu.AIでらくらくコーディング!「デザインを理解するAI」で特許取得
- アップルが「モジュール式スマホ」に関する特許を申請
- 生成AI特許出願数が過去10年で5万4千件、中国が最多
- AirPodsで使用者の動きからBPMを認識、応用可能な特許を取得
- 三菱電機、2023年の企業別国際特許出願件数で世界第4位、日本企業で第1位を獲得
- GPSを利用した「ごみ収集管理システム」が特許取得、全国販売を開始
- Visionalグループの脆弱性管理クラウド「yamory」、オートトリアージ機能が米国特許を取得
- アプリ不要でWebブラウザからマイナンバーカードIC読取が可能に!?
- サムスン電子元副社長が特許訴訟提起で起訴