TERASS、スマホ1つで不動産仲介業務が完結できる業務基幹システムで特許取得

不動産仲介関連サービスを提供する株式会社TERASS(本社:東京都港区 代表:江⼝亮介、以下TERASS)は、不動産取引における仲介業務を行うための業務基幹システム「Terass Cloud(テラスクラウド)」において、エージェント各人の契約・取引の進捗管理、請求管理に関する仕組みについて特許を取得したと、23年6月8日プレスリリースで公表した。

特許取得は二件

① 進捗管理システム、進捗管理プログラム及び進捗管理方法として、エージェント各人の契約・取引の進捗を管理し、各申請者の進捗ごとに、審査・承認ができるプロセスや仕組み。

② 請求管理システム、請求管理プログラム及び請求管理方法として、エージェント各人の申請・契約から、報酬・請求を管理し、請求額を算出する仕組み。

日本の住宅市場では、2016年(平成28年)以降、首都圏における中古マンションの成約件数が新築マンションを上回っており、国土交通省でも既存住宅流通市場の活性化を促進するための様々な取り組みが進むなど、「既存住宅(中古住宅)は消費者の皆様の選択肢として当たり前の時代となっている。

一方で、それを支える日本の不動産業界の生産性はアメリカの28%といわれている。また、全住宅流通量(既存流通+新築着工)に占める既存住宅の取引がアメリカは81%、イギリスは85.9%に対し、日本は14.5%と先進国に対し遅れている現状があり、既存住宅を安心して売買できるサービスの拡充のためには、不動産エージェントの働き方改革が急務。(出典:既存住宅市場の活性化について/国土交通省2020年より)

以上から、同社は「Terass Cloud」を通して不動産仲介業務のさまざまな業務を自動化・ペーパーレス化し、不動産仲介業の働き方変革を行うことで、よりお客様に寄り添うプロフェッショナルとしての不動産エージェントを生み出し日本の既存住宅売買の活性化を促す事業を展開している。

【特許番号】 特許第7279981号
【発明の名称】 進捗管理システム、進捗管理プログラム及び進捗管理方法
【登録日】 令和5年5月15日
【特許権者】 株式会社TERASS
【発明者】 【氏名】江口 亮介
【要約】 【課題】不動産に関する商談の進捗管理を容易にすることができる新規な技術を提供することを課題とする。
【解決手段】 不動産取引の代理人が商談の進捗管理をすることができる進捗管理システムであって、前記進捗管理システムは、商談作成手段及び更新手段を備え、前記商談作成手段は、前記代理人の代理人端末から、不動産契約を希望する顧客との商談作成指示を受け付けて、商談に関する商談情報を作成し、前記商談情報は、商談の状態を示す商談状態情報を含み、前記更新手段は、前記代理人端末から、商談状態情報を次の商談状態情報に更新する為の申請に係る入力を受け付け、前記代理人の商談をサポートする管理者の管理者端末から、前記申請への承認を受け付けることによって、前記商談状態情報を更新する。

【特許番号】 特許第7279982号
【発明の名称】 請求管理システム、請求管理プログラム及び請求管理方法
【登録日】 令和5年5月15日
【特許権者】 株式会社TERASS
【発明者】 【氏名】江口 亮介
【要約】 【課題】不動産に関する商談の請求管理を容易にすることができる新規な技術を提供すること。
【解決手段】 不動産商談の請求管理をすることができる請求管理システムであって、前記請求管理システムは、商談作成手段、及び請求管理手段を備え、前記商談作成手段は、前記代理人の代理人端末から、不動産契約を希望する顧客との商談作成指示を受け付けて、代理人及び商談を紐づけた商談情報を作成し、前記請求管理手段は、代理人及び商談を紐づけた不動産契約の報酬情報を作成し、前記報酬情報に基づいて、前記代理人の請求情報を作成する。

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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