Appleが将来のHomePodにカメラを用いた視線認識機能を追加し、Siriがユーザーの視線を認識し、指示を実行する機能を搭載する特許を出願していることが確認されたと、23年6月18日iPhone Maniaが伝えている。
この特許を搭載したHomePodが商品化された場合、ユーザーは操作を行いたいデバイスを見ながらSiriに指示を行うと、対象となっているデバイスをカメラが自動認識し、指示された操作を実行するようになる。
今回出願された特許には、Vision Proの視線認識機能をHomePodに応用したような内容が記されていると、Patently Appleは説明している。
この機能が搭載されたHomePod(下記図表8Aの802)を使った場合、「ライトを点けて」とSiriに指示(下記図表8B)しながら対象となるライトを見ると(下記図表8Cの818)、ユーザーの視線の先にあるライトをHomePodが認識して点灯するようになる。
また、HomePodに搭載されたカメラで、Siriに指示しているユーザーを見分ける(下記図表10A)ことも可能になるようです(下記図表の場合は、女性が指示)。
この特許が実製品に搭載されれば、具体的なデバイス名も含めて指示する必要がなくなり、使い勝手が向上すると期待される。
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
関連記事
- アップル、Siriの音声入力に新しいアプローチ!口の動きで命令を読み取る
- 特許技術で耳にカスタムフィット!AirPods Pro専用イヤーチップ
- アップルが「モジュール式スマホ」に関する特許を申請
- AirPodsで使用者の動きからBPMを認識、応用可能な特許を取得
- 【アップルが描く未来】革新的スマートリングの提案とその可能性
- Apple、革新的なiPhoneガラス技術の特許を獲得
- Apple、折りたたみ型デバイスのディスプレイ技術を進化
- Apple Pencilの「探す」機能の可能性
- Apple、革新的スマートリングの特許を申請し次世代デバイスとの連携を強化
- Appleの新特許、「Vision Pro」を次のレベルに引き上げる