昨年10月よりローソンコーヒーの演出がすごい!「香り」にこだわった新開発の“フタ”で特許出願

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マチカフェ」というブランド名で2011年から展開しているローソンの淹れたてコーヒー。
2020年10月22日から全国で展開している新たなコーヒーでは、焙煎の方法が見直われ、また、リニューアルしたコーヒーをより良く楽しんでもらうための、ホットコーヒー専用の“フタ”が新たな開発により特許出願されている。

ローソン蓋特許マチカフェ

今回のリニューアルでは、「香り」がテーマで開発されてきたことにより香りを生かす演出として、新たにフタが開発された。それが「香りフタ」だ。「リニューアルを進めていく上で、どんなに香りを良くしても、フタの穴から飲む場合にはプラスチックのにおいがしてしまうことに気付いた」と担当者。

すでに、こうしたフタには何種類あり、お客が自分で穴を開けて香りを楽しめるようにしているフタや、飲み口などとして最初から穴が開いているフタとか。しかし、お客が自ら穴を開けるものは、開けた部分のゴミが出てしまうし、手間がかかる。かといって、最初から穴が開いているものだと、持ち運びが前提となっているコンビニコーヒーではこぼれる危険性がある。

そこで、「香りフタ」では飲み口を開けると香り用の穴が自動的に開く仕組みになっている。飲み口を閉じれば、香り用の穴も閉じる設計だ。また、香り用の穴は、飲むときに鼻が当たる場所に設置。ぴったりと鼻に当たるので、直接的に香りを楽しむことにできるというもの。フタやカップのメーカーなど4社で特許出願がされている。

ローソン蓋特許マチカフェ

特許の【要約】はこうだ。
【課題】カップから飲料が漏れにくい構造は維持しつつ、カップ内の飲料の香りをも楽しむことができるようにした飲料カップ用蓋体を提供する。

【解決手段】飲料カップ用蓋体100は、蓋本体10と、開口部30を一部に形成した周縁部11と、開口部30を閉塞する閉位置に、開口部30を開放する開位置に、それぞれ位置されるカバー部40と、カバー部40の上面に設けられるリフトアップ凸部42と、底面61に香り窓90を形成した第一嵌合凹部60と、香り窓90を閉塞する押込片70とを備える。また、カバー部40が閉位置にある姿勢で、リフトアップ凸部42はカバー部40の上面から上方向に突出し、カバー部40が開位置にある姿勢で、リフトアップ凸部42は第一嵌合凹部60の内側に押し込まれ、押込片70に接触して押し込むことにより、香り窓90を開放する。

飲料も味や機能性、容器、価格のみならず、新に「香り」の演出の開発競争に突入したようで、成長が続くコンビニコーヒーの戦いに今後ますます目が離せなくなってきたのがローソン「香りフタ」のインパクトだ。

【引用・参照】

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1910/18/news061_2.html
https://withnews.jp/article/f0191022005qq000000000000000W00o10101qq000019963A
http://patentlib.net/mnt/exHDD_4TB/A/2021031001/2021031001/2021031061/2021031070.html

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。