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米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2022年12月29日、Appleが出願した電磁誘導コイルを用いた双方向ワイヤレス充電における正確な位置合わせのための特許を公開したと、23年1月2日iPhone Maniaは伝えている。Patently Appleは、本特許を活かした双方向ワイヤレス充電機構が将来的にiPhoneに実装されると予想している。
iPhoneで双方向ワイヤレス充電が利用可能になるとの噂はこれまでに何度も伝えられており、関連する特許も出願されている。また、最新のiPhoneには双方向ワイヤレス充電機構が搭載されているがiOSが対応していないだけとの指摘もあった。
ただし、この機構はMagSafeバッテリーパックに対応するもので、Apple WatchやAirPods充電ケースをワイヤレス充電することを意図したものではないとみられている。
Appleが今回出願した特許は、MagSafeのようなワイヤレス充電を用いて双方向充電を行う際に、デバイス同士の位置決めを磁力を利用して行うことを説明したものだ。特許には、ワイヤレス充電を効率的に行うには、電磁誘導コイル同士の正確な位置合わせが重要と記されている。それを実現するために、電磁誘導コイルの周囲に「デバイス同士の吸着を目的とした磁石」と「デバイス同士の正確な位置合わせのための磁石」の2種類の磁石を配置することが検討されているようだ。
これらは、磁石(磁力)がN極とS極で、互いに引き合うおよび反発する仕組みを利用している。
バッテリー容量の大きなiPad Proにおいて、新型(M2搭載iPad Pro)に切り替わる際にはMagSafe充電に対応するとBloombergのマーク・ガーマン記者が伝えため、双方向ワイヤレス充電が使えるようになると期待されたが、実現しなかった。
【オリジナル記事・引用元・参照】
https://iphone-mania.jp/news-514090/
https://36kr.jp/216867/
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
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