前澤友作氏による「お金配りおじさん」の商標登録出願!その内容が公開される

株式会社ZOZOの創業者で、株式会社スタートトゥデイの代表取締役である前澤友作氏が6月29日、自身が商標登録したワードが公開された。

そのワードとは「(c)お金配りおじさん」。合わせて、ご自身と思われる短髪の中年男性が片手を上げて「どうもどうも」とあいさつする独特の画像とともに商標登録したことをツイッター上で発表し、大きな注目を集めている。

出願は、商願2020-79359と商願2020-81245の2件。前者の指定役務は35類(広告、真マーケティング関係)と36類(金融サービス関係)、後者の指定商品は25類(衣服関連)です。前者の出願日が2020年6月26日、後者の出願日が2020年7月1日なので、後で衣服関連を追加したようだ。

特許情報プラットフォームで上記リンク先を見ればわかるが、多くの商品・役務が指定されている。日本の商標制度では多めに商品・役務を指定しておいてもほとんど出願人に不利益はないので、できるだけ多く指定しておくことはよくあるが、中でも、35類の「事業に関する役務の提供、すなわち資金を必要とする起業家と潜在的な個人投資家とのマッチング」と36類「インターネットを介して行う事業プロジェクトの資金調達を目的とする出資・融資の募集・仲介・取次ぎ(クラウドファンディングサービス)」には注目したい。

お金配りおじさん前澤

当然ながら他人にお金を上げることは何らかの狙いがあるのではないかと推測したくもなるが、この種のサービス、投資家マッチングやクラウドファンディングへの展開を考えている可能性も探っているのではないかとかとも思ったりする。

前澤氏は昨年1月の「お年玉として100人に100万円プレゼント」を皮切りに、Twitterのフォロワーに抽選でお金を配る企画を続けている。直近では、700万フォロワー突破記念として、1000人に10万円を配っていた。

前澤氏は、フォロワーにお金を配る理由を、「お金を配るといろんな声が集まる。フォロワーも増える。それは起業家にとって事業作りのヒントやチャンスになる。みんなが喜ぶ事業を作ればまた儲かる。儲かったらまた配る。誰も損しない究極のエコシステム」だから、と解説している。

従来は「お金ばらまき」と称していたが、「お金ばらまきというワードに抵抗がある方も多い」として「お金配り」に変えたが商標出願の理由は明かしていない。

特に拒絶理由も考えられないので、このまま登録されてしまう可能性は大だと思われると共に、現在ネットでは様々な声が上がっている。

【参照】

商願2020-79359
商願2020-81245

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2006/29/news098.html
https://news.yahoo.co.jp/byline/kuriharakiyoshi/20200806-00191988/
https://visiblecamel.com/maezawa-distribute/
https://twitter.com/yousuck2020?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1277422543326961665%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es2_&ref_url=https%3A%2F%2Fvisiblecamel.com%2Fmaezawa-distribute%2F

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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