“動物病院の医薬分業”の「12薬局」(わんにゃんやっきょく)~動物調剤情報管理システムで特許取得

獣医師からの調剤指示(電子処方箋)により、動物用調剤からお薬の配送までを外部委託。日本初「動物病院の医薬分業」をコンセプトに動物病院向け調剤薬局「12薬局」(わんにゃんやっきょく)の展開を行う株式会社ブーリアン(本社:東京都世田谷区 代表:細木喜弘)が、「動物用調剤」に関する特許を取得したことを23年2月1日プレスリリースで公表した。

薬剤師法により、動物病院における薬の調剤業務は「獣医師」か「薬剤師」が行うことと定められているが、実際には動物病院に「薬剤師」が在籍しているケースは非常に少なく、「獣医師」が動物病院で診察の合間に調剤を行っているのが現状だ。動物病院向け調剤薬局「12薬局」に調剤業務の委託を行うことで、動物病院にとっては「獣医師」の業務負担の軽減に繋がるほか、医薬品仕入れコスト・在庫ロスの削減、「薬剤師」雇用コストの削減、処方薬の選択の幅が広がることなど、さまざまなメリットを享受できるとしている。

調剤業務の委託により、飼い主にとっても多くのメリットが生まれ、人間のケースと同様、「薬剤師」が処方箋のチェックを行い、専門業務として適切な調剤・調合をするため、安心・安全な投薬治療が実現する。さらに、12薬局では飼い主のご自宅(日本全国対応)までお薬をお届けするため、診察後にすぐ会計をして帰宅でき、待ち時間の削減にも繋がっている。

特許概要

【登録日】 令和4年12月27日
【特許権者】 株式会社ブーリアン
【発明者】 【氏名】西村 勇人
【発明の名称】 動物用調剤情報管理システム
【特許内容】 「獣医師」に適切な情報を提供することができると共に「薬剤師」による適切な調剤を行った動物用の薬を配送することができる動物調剤情報管理システム

同社はサービス名を動物病院向け調剤薬局「 12薬局(わんにゃんやっきょく)」とし、動物病院の医薬分業モデルとして、自社開発した調剤業務委託システム「 Vets Medicine Operation ( VMO ) 」により、獣医師からの「オンラインによる調剤指示(電子処方箋)」を受け、医薬品の分割・粉砕加工などの動物調剤から飼い主へのお薬の発送 ( 日本全国対応 ) まで動物病院の調剤業務を一括受託する。

この「12薬局」は調剤薬局許可を受けており、医薬品のプロである「薬剤師」が調剤薬局品質で「動物用調剤」を行う。飼い主に ” 安心・安全 ” をお届けするため「抗がん剤・免疫抑制剤」などの取扱い危険薬はとくに慎重に取扱い、薬剤師が 「 安全キャビネット内 」で「 防護服着用 」 のうえ調剤をおこなっている。また、個人情報管理についても、Pマーク(第22000385号)を所得しており、プライバシーマーク認定事業者として法律・条令および各種ガイドラインを遵守、個人情報保護に取り組んでいる。


【オリジナル記事・引用元・参照】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000074036.html

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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