AIトレーナーがフィードバックを行う“未来のフィットネス体験”が受けられる実証プロジェクトを開始

筑波大学の卒業生らによるAIヘルステックスタートアップLifeform AI(ライフフォーム エーアイ 住所:オーストラリア・シドニー、CEO:カルロス・イシャック工学博士)は、株式会社東京ドームスポーツが運営する「フィットネスクラブ東京ドーム」(東京都文京区)にて、2023年2月20日から3月5日まで同社の革新的なトレーニングシステム「Future Gym System」の実証プロジェクト「未来のフィットネス体験」を行うことを2月13日プレスリリースで公表した。

Lifeform AIは、2021年にアジア各国・地域から選ばれた起業家が競うイノベーション・アワードを開催するアジア・アントレプレナーシップ・アワード(以下:AEA)に出場し、その後、AEA運営委員会によるサポートによって本実証プロジェクトの実現に至った。

Lifeform AIは、筑波大学の卒業生と博士課程にある在校生が立ち上げたスタートアップで、オーストラリアにて法人を設立し、つくばにてAIヘルスケア&フィットネステクノロジーの研究開発を行っている。AEA運営委員会は、唯一無二のテクノロジーを持つスタートアップであるLifeform AI社と日本企業をつなぐ架け橋となり、日本市場における展開を後押しするため、本実証プロジェクトを支援している。

実証プロジェクト「未来のフィットネス体験」では、Lifeform AIが開発した革新的なトレーニングシステム「Future Gym System」を通じて、未来のトレーニングを体験できる。イベント内では、Lifeform AIが特許を持つスマートセンシング技術を使用し、様々なプロフェッショナルのトレーナーの動きを学習したLifeform AIの「マスターコーチ」から、複数のエクササイズの正しいやり方を学ぶことができる。

AIコーチは、ユーザーのスキルを評価しテクニックを向上させるため、一人ひとりに最適なフィードバックを提供する。 このシステムを利用することで、ユーザーはトレーナーが近くにいない、もしくは利用できない環境でもトレーニング技術を習得・向上することが可能となる。

デモンストレーションは、約5分間のプログラムでAIコーチからトレーニングの正しいやり方についてフィードバックが受けられるほか、スマートバランス評価などの機能も体験できる。

Lifeform AI の「Future Gym System」は、Lifeform AIが開発したAIセンシング技術であり、最先端の人間のセンシングに基づいた革新的なトレーニング体験を提供するシステム。ユーザーは、トレーニングの習熟度に関わらず初心者からプロアスリートまで、個々人に合ったオーダーメイドのトレーニングを受けることができる。コアとなるアルゴリズムと技術は、ロボット工学とAIの学術研究者である創業者のカルロス・イシャック博士とAIリーダーであるカティア・ボウラモウンが開発したものだ。

《特徴》

AIコーチによるフィードバック

①Lifeform AIのセンシング技術を搭載したマット型デバイスがユーザーの姿勢や動きを感知
②AIによるユーザーのトレーニングスキルや「運動能力」「バランス」「姿勢」などの主要な運動指標の分析
③AIコーチによる個別のフィードバックとアドバイス

人気トレーニングの学習プログラム
スクワット、デッドリフト、バーベルショルダープレスなどの人気トレーニングを、画面上のAIトレーナーによる指導で習得することができます。

最先端のIT技術やAIを活用しスポーツ業界の新たなソリューションを創出するスポーツテック市場は近年ますます成長を続けており、特に海外ではスポーツ産業においての様々な取り組みが進んでいる。

日本国内においてもスポーツテック市場は2025年には1547億円規模になると予測 ( ITナビゲーター2020年版(株式会社野村総合研究所)) されており、新しいビジネスの創出だけでなく再投資によって拡大が見込まれる市場として大きく注目を浴びている。加えて新型コロナウィルスが収束しつつある現在およびアフターコロナでは、消費者の健康維持の意識が高まり、コロナ渦で中断していたスポーツ活動を再開する動きも見られている。

Lifeform AIでは、このように消費者のトレーニングへの興味が高まる中で、より手軽に高度なトレーニングを受けられるソリューションであるAIトレーナーへの消費者のニーズが高まっていくとしている。


【オリジナル記事・引用元・参照】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000061516.html

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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