写真に写ってしまった顔出しNGのお子さまや、個人名等を特許技術で高速自動消去

創業52年の老舗システム開発会社で株式会社ビッツ(本社:東京都品川区 代表:原田 篤)は、個人情報を保護する目的で、写真に写ってしまった個人の特定につながる情報を自動で、高速に消去する「Character Melting System:キャラメル」の大幅なバージョンアップを実施したと23年2月8日プレスリリースで公表した。

「Character Melting System:キャラメル」は2022年11月には特許を取得しており、同年には東京都ベンチャー技術大賞『特別賞』を受賞、さらに第16回ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2022『先進技術賞』をはじめ合計で3つの賞を受賞している。

Character Melting System:キャラメルの概要は、写真に写ってしまった顔出しNGのお子さまや、個人名等を高速自動消去し、施設紹介のブログやSNSへの写真掲載を安全に行うことができるといったサービスで、少子化や保育士不足によって今まで以上に情報発信が重要となっていくこれからの時代、260万人の子ども達の個人情報を守るために、安全でスピーディーな情報発信を強力にサポートするサービスだとしている。

(左)消しゴム機能処理前 (右)消しゴム機能処理後

特許概要

【発明の名称】個人情報マスキング方法、及び個人情報マスキング装置
【特許番号】特許第7156771号(P7156771)
【登録日】令和4年10月11日(2022.10.11)
【特許権者】 【氏名又は名称】株式会社ビッツ
【発明者】 【氏名】大橋 久美生 【氏名】山田 義樹
【要約】 【課題】カラー画像から文字もしくは数字の個人情報を消去する個人情報マスキング方法を提供する。
【解決手段】 個人情報マスキング方法は、カラー画像を取得する工程(S21)と、取得したカラー画像を所定サイズの第1カラー画像に変換するサイズ変換工程(S22)と、第1カラー画像を二値画像に変換する工程(S28)と、二値画像に対して個人情報が存在する可能性がある領域を検出する領域検出工程(S30)と、個人情報が存在しそうな領域に対して個人情報の有無を判定する判定工程(S33)と、個人情報の周辺画素を第1カラー画像の個人情報に描き入れ個人情報を消去する消去工程(S34)と、を備える。


【オリジナル記事・引用元・参照】
https://www.atpress.ne.jp/news/341827
https://bits.tumblr.com/post/708825847858102272/bt0384

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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