業界常識を覆す開放的な吹き抜けを実現可能にした 「火打ちレス金物」が特許取得

「Design Your Life」をグループメッセージに掲げる、メルディアグループ 株式会社三栄建築設計(本社:東京都新宿区、代表:小池信三)は、株式会社タツミ(本社:新潟県見附市、代表:山口紳一郎)と共同で開発した「火打ちレス金物」が特許を取得したことを22年10月3日公表した。

昨今、地価の高騰により土地は年々細分化され狭小住宅(都市型住宅)が増え、その限られた敷地の中で最大限の空間と採光を確保する為、都市型住宅において吹き抜けの果たす役割は今まで以上に重要になってきている。通常、木造在来軸組工法の住宅では吹き抜けを設けると見た目上、何もない空間の中に突如斜め材(火打ち材)が構造上出てきてしまい、その火打ち材が採光を遮り、空間の豊かさや美しさを妨げてしまっていた。

そこで火打ち材の代わりに吹き抜け空間から見えずに水平構面を補強できる火打ちレス金物を考案したのが今回の特許。火打ちレス金物はシンプルで美しい空間を実現する意匠性と、建物の安全性を確保する構造耐力を両立できる金物として評価されている。さらに「火打ちレス金物」を使用することで、構造上の安全性を確保しつつ、より美しく豊かな生活空間を実現することが可能となり火打ち材と同等の強度の吹き抜けをつくりあげることを可能とした。

特許に関する概要

発明の名称:水平構面補強プレートおよび水平構面補強構造
特許番号:特許第7134152号
特許権者:株式会社三栄建築設計 ・ 株式会社タツミ
出願番号:特願2019-181193
出願日:令和1年10月1日
登録日:令和4年9月1日


【オリジナル記事・引用元・参照】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000085785.html
https://www.tatsumi-web.com/product/hiuchi-less/

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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