AI活用で効率的に酸蝕症の歯科健診 — 基本特許技術「酸蝕症歯科健診AI」を取得

オンライン歯科健診サービスHAKKENを提供する株式会社スクリエ(本社:京都市左京区 代表者:歯科医師/岡本孝博)は、世界初の基本特許技術「酸蝕症歯科健診AI」(以下、本発明)を取得したことを22年10月4日公表した。

本発明は「AIが、労働者の口腔画像を解析し、酸蝕症が職場に起因するものかどうかを検出する」技術。本発明の活用により、歯科医師が一人一人診察するのに比較して、非常に効率的に酸蝕症を検出することが可能となる。

また、過去の口腔内画像と比較することで、酸蝕症の程度や進行度も簡単に検出することも可能だとしている。

特許概要

特許番号   特許第7141163号
登録日     2022年9月13日
特許権者   株式会社スクリエ
発明の名称  酸蝕症検出システム、酸蝕症検出方法及びそのプログラム

化学物質等を扱う職場で働いている労働者は、職場環境によって歯が酸蝕症(酸によって歯が溶ける症状)になることがある。そのような職場では、労働安全衛生法に基づいて、雇い入れ時やその業務への配置換えの際、及びその業務についてから6ヶ月以内ごとに1回、歯科特殊健診によって定期的に、酸蝕症が職場に起因するかどうかを診断することになっている。

しかしながら、現状は、歯科医師が一人一人診察して、職場に起因する酸蝕症であるかどうかを診断しているため非常に効率が悪いとされている。

そこで、スクリエでは、AIが、労働者の口腔画像を解析し、酸蝕症が職場に起因するものかどうかを検出する基本特許技術「酸蝕症歯科健診AI」を発明した。これにより、歯科医師が一人一人診察するのに比較して、非常に効率的に酸蝕症を検出することが可能となる。また、過去の口腔内画像と比較することで、酸蝕症の程度や進行度も簡単に検出することができるという技術だ。


【オリジナル記事・引用元・参照】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000109497.html

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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