現在発売延期になっている日産<新型フェアレディZ>、そのカスタムモデルと思われる意匠が登録されていた

注目の日産<新型フェアレディZ>。2022年6月発売予定だったが半導体不足の影響等により発売が延期されたうえ、現在は受注停止になっている。そんななか、そのカスタムモデルと思われる意匠が登録されていたことをMOBY22年8月18日伝えている。

2段分割されたフロントグリルが特徴的なこのデザインは、オートサロン2022で公開された「日産 フェアレディZ カスタマイズド プロト」に酷似しているとしている。

「日産 フェアレディZ カスタマイズド プロト」とは、東京オートサロン2022で初公開されたカスタム仕様のフェアレディZだ。オレンジのボディカラーでボンネットに黒いカラーリングが施されたこのカスタムモデルは、伝説のZと称される「フェアレディZ 432R」のオマージュとされている。

「フェアレディZ432R」は、ハコスカこと初代スカイラインGT-RのS20エンジンが搭載されたレーシングホモロゲーションモデルで、また「カスタマイズド プロト」に見られる突き出たリップスポイラーやオーバーフェンダー、ダックテールウイングは80・90年台の代表的なカスタムだ。

初代のオマージュとして登場した新型フェアレディZの「カスタマイズド プロト」は当時を彷彿とさせる特別なフェアレディZになることを予感させるデザインで、海外では2022年7月頃から、カモフラージュが施された新型フェアレディZのテスト車両が度々目撃されている。テスト車両は冷却効率や空力性能が向上のためにグリルが大型化されていることから、エンジン出力が向上していることが予想されている。

このことから、フェアレディZのハイパフォーマンスモデルであるNISMO仕様は「フェアレディZ カスタマイズド プロト」そのままの外観で登場する可能性も十分に考えられている。

また日産は「カスタマイズド プロト」のエアロパーツを純正アクセサリーとして販売することも計画しているとのことで、そうなれば、長い納車期間を待ってNISMO仕様を購入することなく、より魅力的な外観にカスタマイズできることになる。現在納車待ちの方は納車後の楽しみが増える嬉しい知らせといえる。

冒頭で紹介したフェアレディZの意匠登録は乗用自動車用だったが、日産は「自動車おもちゃ」の部類でも同じ意匠を登録している。

そのことは、魅力的な外観の「カスタマイズドプロト」仕様のZがミニカーやラジコンとしても登場する可能性があるということになり、現代に蘇った伝説の「フェアレディZ 432R」こと、新型フェアレディZのカスタムモデルをミニカーやラジコンで楽しめるのは、Zユーザーはもちろん長年のZファンにも嬉しい話しとなる。


【オリジナル記事・引用元・参照】
https://car-moby.jp/article/automobile/nissan/fairlady-z/z-customized-proto-pattent-aug2022/

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。